藍染めの手ぬぐい 木綿のやさしい肌ざわりと吸水・速乾性に優れた日本の伝統工芸
私が普段からハンカチ代わりに持ち歩いているのが藍染めの手ぬぐいです。
手ぬぐいは柄も豊富な種類があり、これは麻の葉をモチーフとした伝統的な柄の一種です。
切りっぱなしの木綿布なので端の部分がほつれています。
このまま放っておくとどこまでもほつれそうに思いますが、何度も洗うことで手ぬぐいの目が詰まりほつれ糸も出なくなります。
藍染めなので冷水からぬるま湯程度で手洗いをくり返していれば自然と収まるでしょう。
最初の頃は色落ちも激しいと思うので洗濯機で洗う場合には注意してください。
手ぬぐいはタオルに比べて薄くて折りたたんでもかさばらずに持ち運ぶことができます。
端が切りっぱなしになっている手ぬぐいの利点としては生地が重なる部分が無いのですぐに乾くことです。
また怪我の応急処置として手ぬぐいを裂いて使うこともできるのでハンカチやタオルよりも万能です。
汗や水分を吸って濡れてもすぐに水で洗って干せばあっという間に乾くので使い勝手がよく、日本の風土に合っているのだと思います。
手ぬぐいは汗を拭いたりする意外にも風呂敷のように物を包むような使い方もできます。
適当に瓶の底を包み込むような感じで手ぬぐいの端を折り返します。
瓶に沿って手ぬぐいを巻いて上の方を縄のように捻って結べばラッピングの完成です。
贈りものとしてお酒やジュースのラッピングに手ぬぐいを使えば、ラッピングも無駄にならず手ぬぐいとして長く使えるので二度おいしいです。
汗ふきやラッピングはもちろんですが、口元で縛ったり抑えればマスク代わりになり、頭に巻けばバンダナ代わりになり、テーブルの上に敷けばランチョンマットで食べ終わったらフキンの代わりになります。
まさに使い方は無限にある手ぬぐいですが最近ではあまり見かけなくなりました。
一部で手ぬぐいの多機能性が見直され日本の伝統工芸として再び普及させる活動も行われています。
やはり昔から存在し続ける物はそれなりに理由があって機能性にも優れているので身近に一枚あると何かと便利な道具です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません
この記事のトラックバックURL
新着記事
完全メシは非常食として適しているのか?他のインスタント食品との違い
完全メシとは2022年5月30日に日清食品が発売したインスタント食品です。 カレ ...川や池の水を煮沸せずにろ過して飲む方法 樹木は天然の浄水フィルター
狩猟やブッシュクラフトおよびサバイバルスキルに関する動画を投稿しているClay ...冷感ポンチョは日除けと気化冷却を同時に行える熱中症対策の切り札
冷感ポンチョはおすすめ? 地球温暖化の影響なのか年々暑くなる日本の夏ですが、最近 ...売られる東京 水道民営化・東京メトロ株式上場・神宮外苑再開発・東京五輪選手村を売却・太陽光パネル義務化
Photo by Nik Yaki 東京都知事選挙の結果として都民は現状維持を選 ...オーム電機 LED懐中ライト LHPー3211C7 明るさとランタイムのバランスがよい単3乾電池の懐中電灯 (フラッシュライト)
私はたまにAmazonや楽天で防災グッズを見るのが好きなのですが、特に懐中電灯 ...ピックアップ記事
カテゴリー
このブログを購読