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経口補水液 (OS-1等) の作り方 市販の10分の1以下のコストで自作する方法

経口補水液の入ったコップ

経口補水液 (OS-1等) の作り方

熱中症や極度の脱水症状に見舞われた時に水分を素早く体に吸収させる手段として経口補水液 (OS-1等) を飲むことが推奨されています。

スポーツや運動など健康な状態であればスポーツドリンクで事足りますが、体が消耗している時にはより体液に近いバランスの液体で水や電解質(ナトリウムやカリウムなど)や糖分を補ってやる必要があります。

ただ市販の経口補水液は500mlのペットボトルで200円ほどするので、大量にストックするとそれなりの金額になります。

スポーツドリンクと違って日常的に飲むものではないので、なるべくコストを抑えたいと考える人もいるでしょう。

そんな時に経口補水液のレシピを覚えておくと家にある材料で簡単に自作することができます。

経口補水液「OS-1」(オーエスワン)の代用品を自作した場合、1本(500ml換算)あたりのコストはおよそ10円以下で済み、市販品(OS-1:約150~200円)に比べて約90~95%コストダウンが可能です。

以下、具体的な比較と自作レシピを紹介します。


OS-1の成分 (500mlあたり)

成分 含有量(500ml換算)
ナトリウム 約575mg(食塩1.46g)
カリウム 約390mg
ブドウ糖 約9g
塩素 約885mg
その他 クエン酸など

自作経口補水液の材料とコスト試算 (500ml)

材料 分量 単価(概算) コスト
500ml(浄水) 無料~1円 ~1円
食塩 1.5g(約小さじ1/4) 約300g=100円 約0.5円
砂糖(ブドウ糖代用) 20g(大さじ2) 1kg=200円 約4円
クエン酸 or レモン汁 クエン酸0.5g 100g=200円 約1円
塩化カリウム(あれば) 0.75g程度 500g=500円 約0.8円
合計 約6~8円

自作経口補水液レシピ (WHO推奨アレンジ)

  • 水:500ml(できれば湯冷ましまたは軟水)
  • 食塩:1.5g(小さじ1/4弱)
  • 砂糖:20g(大さじ2)
  • レモン汁:小さじ1(風味・クエン酸源として)
  • ※塩化カリウム(あれば):0.75g

混ぜるだけで完成。冷蔵保存で24時間以内に使い切ってください。


市販OS-1とのコスト比較 (500mlあたり)

項目 市販OS-1 自作版
コスト 約150~200円 約6~8円
再現性・成分精度 高い(医療規格) やや低い(家庭向け)
保存性 長期保存可 冷蔵で1日程度
味・風味 飲みやすい 調整次第で可

まとめ

  • 自作すれば1本あたり10円以下で済む → コスパ◎
  • 熱中症・脱水対策に家庭の常備用として有効
  • 精密な電解質管理が必要な医療用途では市販OS-1の使用が推奨

もしもの時のために食塩と砂糖に好みでクエン酸や塩化カリウムを加えた自作セットをバッグにしのばせておくと急な熱中症にも対応できます。

はたから見れば怪しい白い粉末なので、職質などでバッグから出てきたら焦りますが笑

日ごろから飲料水を持ち歩いていればその場で作れますし、ペットボトルのミネラルウォーターを買ってくれば熱中症の人にそのまま渡せます。

OS-1が手に入ればそれが一番ですが、どこでも手に入るわけではありません。

わずか数円のコストで熱中症や脱水症状を和らげてくれるので非常にコストパフォーマンスが高いです。


DIY・手作り

Posted by Coro