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ピーコック ミニアイスパック ポケット 携帯氷嚢 (氷のう) 暑さ対策の新たな切り札

携帯氷嚢がなかなか良さそう

最近よく見かけるようになった携帯氷嚢 (氷のう) が気になったので紹介します。

構造は極めてシンプルでシリコーン製の小さな氷嚢を凍らせてから真空断熱構造の容器に入れて持ち歩くことで、長時間冷たさを維持することができる商品です。

夏の暑さが尋常ではなくなってきた日本において、ハンディファンやクールネックリングなど暑さ対策グッズがいろいろ注目されるようになりました。

ただどちらも決定打となるような魅力がなく、購入するまでには至っていません。

ハンディファンはリチウムイオンバッテリーが熱に弱く発火する危険もあり暑さ対策と相性の悪さを感じます。

ワンシーズンで使い捨てるような製品というのはどうしても躊躇してしまいます。

クールネックリングもPCM素材が画期的だという売り文句ですが、冷たさの持続時間が特に野外においては短すぎる印象です。

それに対して携帯氷嚢は氷や冷水で冷やすという単純な方法なので、それなりに耐久性が高いのではないかと思います。

おそらく携帯氷嚢のパイオニアであるピーコックのミニアイスパックシリーズのなかでも最小サイズのピーコック ミニアイスパック ポケットは重さが160gでポケットに入るコンパクトさが特徴です。

充電する必要がなく途中で冷凍をしなくてもそれなりに冷たさが継続するので、暑さ対策グッズとしてはかなり優秀な部類ではないでしょうか。

あとメーカーが推奨しているわけではありませんが、溶けた水を飲料水として飲んだり、体にかけて冷やすこともできるので一石二鳥だと思いました。

ハンディファンは外気温が高い日に使用すると体に熱風を吹きつけてしまい、かえって体温上昇に繋がる恐れがあります。

クールネックリングは1時間程度で常温に戻ってしまい、野外では再度凍結させるのが難しいのでいまいち使いづらいです。

また構造的に弱いのかベトベトしたPCM素材が液漏れして大惨事になるケースも少なくないので、やはり消耗品としての域を出ません。

携帯氷嚢であれば本体を凍結させなくても普通の氷嚢のように氷と冷水を入れておけば使えるので使い勝手いいです。

出先でも氷は手に入りづらくても冷水さえ手に入ればそれなりに体温を下げてくれます。

使い込むうちにシリコーンが破ける可能性がありますが、それでも中身は水なので体や服に付いてもそこまでダメージがありません。

わざわざ携帯氷嚢に頼らなくてもペットボトルを凍らせて持ち歩けば同様の効果を得られますが、結露してビチャビチャになるのと断熱性がないので氷が溶ける時間が短くなります。

飲み物に重点を置くなら断熱性のあるペットボトルホルダーという選択肢も面白そうです。ただし保冷性の高いものがあまり無さそう。

500mlになると重量もそれなりに重くなるので、氷嚢として考えるならばミニアイスパック ポケット (70ml) や普通のミニアイスパック (150ml) が実用的なサイズかと思います。

これ以上のサイズになると当然冷凍庫にもそれなりの空きスペースが必要になるので、冷凍庫が常にパンパンな家庭では凍らせるのがネックになります。

それでも製氷機の氷と冷水を入れるスタイルであれば解決してしまうのがミニアイスパックの優秀なところです。

現状手持ちの暑さ対策グッズとしてはすでに生産終了しているパナソニックの乾電池で動く携帯扇風機のみです。

エレコムなどから似たようなデザインの携帯扇風機が販売されていますが、乾電池ではなく充電式なのでまったく魅力を感じません。

今回のミニアイスパックは新たな暑さ対策グッズとして追加しても良さそうなほど個人的には評価が高まっています。