ミニマリストの部屋を独房にしたようなノルウェーのハルデン刑務所
世界一自由で快適な刑務所
ノルウェーにあるハルデン刑務所は世界で最も囚人にやさしい刑務所です。ほとんどの刑務所が刑罰を受けるための場所であるのに対してハルデン刑務所は囚人の更正に重きを置いているのが大きな違いです。
図書館や音楽スタジオ・トレーニングルームなどの施設があり、刑務所の敷地内にある森へ散歩に出かけるのも自由です。週3で面会できたり休暇を家族で過ごしたりと囚人とは思えないとにかく自由すぎる扱いです。
犯罪は個人で起きる者ではなく周囲の環境や人間関係の歪みによって引き起こされるものだという意識があり、囚人を束縛して追い込むことはしません。
凶悪な犯罪者が数多くいるなか約半数が女性の看守で銃も持たず、家族に話しかけるような態度で接することで反抗されることは少ないらしいです。
普通は刑務所を出ても再犯率が4割~6割あるのに比べてハルデン刑務所はわずか2割弱という驚きの再犯率の低さを誇ります。
刑務所という特別な場所に押し込められ、いざ外へ出ても食べていけず結局また犯罪に手を染めてしまう囚人が多いなか、徹底した更正活動で社会復帰しやすい環境を整えてやることが成功に繋がっているのだと思います。

清潔で快適な空間は心も浄化する
刑務所の独房というと薄汚れた部屋を想像してしまいますがハルデン刑務所の独房は、まるでミニマリストの部屋のような清潔感があってシンプルな空間です。
これで施設も充実しているため刑務所にいるという感覚は無くなりそうです。正直ここまで振り切れるのもどうかと思いますが、犯罪者がまた犯罪を犯すという負の連鎖を食い止めるのに効果は絶大だとは思います。
ハルデン刑務所の独房より薄汚れた部屋に住んでいる人はむしろ独房生活に憧れるかもしれません。北欧のように高負担・高福祉がよいのか、日本のように低負担でも脱線したらアウトな社会がよいのかは好みがあると思います。
しかし日本も低負担な社会は保てなくなりつつあるなかで、こうした国の取り組みも参考にしていくべきではないでしょうか。どんどん格差が広がり犯罪も増加していくでしょうし、殺伐とした世の中にはなって欲しくないので刑務所のあり方も変えていかねばなりません。












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