現代人は服を買いすぎではないか?大量生産されるファストファッションに翻弄される民衆とゴミ問題

衣食住は人間の生活に欠かせない要素で特に衣類は常に身につけるものなので人間社会にいる限りは誰しもが所有しています。
日本ははっきりとした四季の移り変わりがあるなかで、衣類によって体温調整をする必要があり所有する服も多くなりがちです。
2000年代半ば頃からファストファッションが盛り上がりを見せ、安価にトレンドを意識した格好ができるようになりました。
しかし当然トレンドは移り変わるのでシーズンごとに新しい服を求めるようなサイクルが強まっていきます。
結果的に短いサイクルのなかで不要になった服は売られて古着になったり、燃えるゴミとして処分されることになります。
インフルエンサーが新商品が出るたびにコーデ紹介やレビュー動画をアップすることで消費者の購買意欲を刺激してより拍車をかけています。
消費によって経済が回ることは良いのですが、大量生産された服ばかりが売れてしまうとそれ以外が淘汰されてしまう可能性があります。
ハイブランドとファストファッションだけが生き残りその間が空洞化するのは、そのまま中流層の減少にも当てはまり二極化されていきます。
服に限らずどのような分野でも中間の消費と雇用が失われ高いかや安いかでしか語られなくなります。
安い服は購入までのハードルが低いので気軽に買える反面、買ったことに満足してほとんど着ない服が増えていくという経験をした人も多いでしょう。
ファストファッションの後にミニマリストや断捨離といったトレンドが発生したことで所有する服の量を減らす方向へシフトした人も増えましたが、そのような人たちもファストファッションの短期サイクルに乗っているケースが多いです。
『GUコーデ』や『ユニクロ購入品』といったキーワードは視聴者の関心が高く引きが強いので、再生回数を増やす手段としては最も効率が良く経費も最小限に抑えられます。
有名人がたんまりと買い込んだ服を毎シーズン紹介しますが、この服たちはどのような運命をたどるのだろうかと疑問に思うことがあります。
特にファストファッションは老若男女問わず着られるベーシックなデザインが多いので、自然と似たような服が増えていきますが新商品だと何となく新鮮な感覚で買ってしまう中毒性を持っています。
一度自分のワードローブを冷静に分析してみると不要な服が浮き彫りになりますが、あまりに次から次へと買いましていくとその辺の意識が薄れてしまいます。
管理できる範囲を知るすべとしては何もない場所で想像だけでコーデを組んで、候補として思い浮かびのしなかった服はおそらく持っておく必要がないものです。
私は寝る前に天気予報を見ながら明日着る服を思い浮かべてコーデを組む習慣があります。
朝の服選びにあまり時間をかけたくないのが理由ですが、そのような習慣を続けるとよく着る服とそうでもない服に分かれると思います。
どれだけ服があっても一週間は7日しかなく、平日は5日しかないので極端に考えれば5着を着回すだけで十分です。
さらに洋服は上半身と下半身が基本セパレートなので組み合わせを変えるだけで少ない服でも見栄えが代わります。
サステナブルがもてはやされるこのご時世に、衣類に関してはなぜか時代遅れな商売をしつこく続けています。
薄利多売によって値段以上の価値を提供していることは素晴らしいですが、どこかで新たな価値観へシフトしなければいつか破綻するでしょう。










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