FireAnt スイスアーミーナイフのコルク抜き部分に収納できるファイヤースターターと火口

数あるマルチツールのなかでもビクトリノックスに代表されるスイスアーミーナイフは特に人気があります。
何種類ものツールがひとまとめになっており、専用のツールをそれぞれ持ち運ぶよりも軽量でコンパクトです。
ただでさえ用途の多いスイスアーミーナイフに追加でファイヤースターターと火口を搭載できる商品がFireAntです。
基本的にすべてのツールが隙間なく綺麗に収まっているのがスイスアーミーナイフの特徴ですが、コルク抜き (ワインオープナー) の部分にわずかなスペースがあります。
そこへねじ込めるようにファイヤースターターと火口が設計されているので、とにかく機能を詰め込みたいユーザーには魅力的だと思います。
ビクトリノックスは公式アクセサリーとしてメガネドライバーを販売していますが、それもコルク抜きに収納する形式なのでデザインが非常に似ています。
火口は水に濡れても着火するので剥き出しの状態で持ち歩いても大丈夫そうです。
ファイヤースターターを除いた残りわずかなスペースしかないので少量になってしまいますが、あるとないとでは着火のしやすさが違います。
4分割してもそれぞれ1分ほど火持ちするので、非常用としては十分な性能でしょう。
消耗品なので似たような素材があれば代用できそうですが、ここまで収まりの良い火口は自作するしかなさそうです。

マルチツールとファイヤースターターの相性は良く、ナイフや他のツールの角がストライカーの役目を果たすのでストライカーを省けます。
ファイヤースターターの点火棒はさすがに貧弱なので、使いやすさは通常のファイヤースターターには劣りますが、最低限の仕事はしてくれそうです。
ビクトリノックスのコルク抜き用にデザインされているので、他のマルチツールとは互換性がない可能性があります。

ファイヤースターターの持ち手の部分は蓄光素材で作られており、暗闇での視認性がアップしてキャンプなどの夜間活動に役立ちます。
FireAntの利点は本体に特別な改造をほどこさなくても装着でき、コルク抜きをほとんど使わない場合でもホルダーとして活躍します。
開発元のTortoise GearはKickstarterですでに資金調達が完了しており、早ければ2020年6月から配送予定だそうです。
コルク抜きが他のツールに比べ極めて限定的だと考える人は世界でも一定数いるようで、そうしたニーズに答える商品を作り上げました。
正直ファイヤースターターよりもメガネドライバーの方がまだ需要がありそうですが、アウトドア用途としては面白いアイデアです。
もうひとつのマルチツール代表格であるレザーマンも2015年にファイヤースターターを搭載したレザーマン シグナルを開発し、よりサバイバルツールとしての進化を遂げました。
このように古くからあるマルチツールでも時代と共に少しずつ進化していることを知ると、さらにマルチツールへの興味が深まります。










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