【脱プラ】食品用ラップフィルムは便利だがダイオキシンや環境ホルモンの原因なので代替品を紹介

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どの家庭にもあるラップは作り置きの料理を盛り付けた皿に被せたり、炊きたての御飯を冷凍保存するため小分けにして包装する時などに使用します。
ラップにはサランラップやNEWクレラップなどいろいろな種類がありますが、それらは商品名なので正式には食品用ラップフィルムです。
世界的に脱プラスチック (脱プラ)の動きが広がるなか、家庭でよく使い捨てられるプラスチックとしてラップの存在は無視できません。
脱プラの先駆けとなったプラスチックストローは飲食店や市販の商品ではよく使われていますが、家庭ではそれほど消費するわけではありません。
ラップはどの家庭でも台所へ行けば常備されているほど普及しており、食器に貼り付きやすく耐熱性と耐水性を兼ね備えた特性は電子レンジと相性が良いです。
その中でもポリ塩化ビニリデン (PVDC)という素材が人気で使い勝手に優れています。
塩化ビニル (PVC)は耐久性が高くおもに業務用として普及しており、ポリエチレン (PP)は他の2つと比較すると機能面で劣りますが安価です。
そして興味深いのがこの3つの素材の中でポリエチレンだけが燃やしてもダイオキシンが発生せず環境にも優しいという事です。
何となく安物の方が有害物質を多く含んでいそうという先入観がありますが、ラップに関しては機能面を優先させたラップほど環境負荷が高いようです。
最近ではゴミ焼却炉の性能も上がっているので一昔前ほどダイオキシン汚染が騒がれなくなりましたが、それとは別に環境ホルモンの危険性もあります。
ラップにラップらしい特性を持たせるために安定剤・柔軟剤・難燃剤など様々な添加物が加えられており、それらが女性ホルモンのような作用があると考えられています。
ここでもポリエチレン製の方が安全性が高いですが、熱には若干弱いので電子レンジで温めすぎると溶けやすいのが欠点です。
ダイオキシン・環境ホルモン・マイクロプラスチックといった問題を悪化させないためにはラップの使用をなるべく控えるのが確実です。
しかしこれまでラップのある生活に慣れてしまっているので、それを補うための代替品が必要になります。
目次
食品用ラップフィルムの代替品
電子レンジ専用フタ
耐熱性のあるポリプロピレンやシリコン素材のフタで何度でも使えて経済的です。
食べ物を温めるために数分だけで使い捨てられるラップを減らすことができます。
作り置きした皿にそのまま被せておけばラップに近い効果を得られます。
食卓カバー (フードカバー/蠅帳)・ケーキドーム
蝿よけとして昭和40年代ごろまで使われていた道具ですが、今ではすっかりレトロな趣があります。
そもそも昔ほど蝿を見かけなくなったのとラップの登場も相まって次第に使われなくなりました。
またガラスやプラスチックで作られたケーキドームも透明で中身が確認しやすく使えそうです。
タッパー・ガラス容器・ホーロー
皿にラップをかけるのではなく多少面倒でも保存容器に移し替えて冷蔵庫へ入れるとラップの使用頻度を減らせます。
ジップロックのフリーザーバッグも便利ですが繰り返し使うことは推奨されていないので、ラップと同様に使い捨てになってしまいます。
ガラスやホーローは臭い移りもなく洗えば何度でも使えるのでゴミを減らすのに都合が良いです。
ワックスペーパー (パラフィン紙)・グラシン紙
紙にパラフィンオイルを染み込ませて水気に強くしたもので、サンドイッチやハンバーガーを包めば本場の雰囲気になります。
ちょっとしたラッピングにも使えて紙なので燃やしても害になりません。
グラシン紙は肉まんの底に敷いてある紙のことで熱に弱いワックスペーパーと比べて蒸気に耐えるようです。
シリコンラップ
シリコンで作られた伸縮性のあるシートでラップと似たような使い方ができます。
使用後は洗う手間がかかりますが洗えば再利用できるのでラップを使い捨てる行為から開放されます。
シリコンなので電子レンジでの加熱にも対応しており、安いものだと100均にも売られているのですぐに元が取れてしまいます。
蜜蝋ラップ
布に蜜蝋とホホバオイルを染み込ませて作る蜜蝋ラップは100%天然素材で環境に優しいです。
布の隙間から空気が循環するので食べ物が傷みにくく蜜蝋やホホバオイルの持つ抗菌作用や保湿性が期待できます。
素材さえ集めれば蜜蝋ラップを自作することもできるので愛着が湧きます。
まとめ
食品用ラップフィルムが完全悪かと言えば、被災地で傷口の保護や止血・食器に被せて使われたりと数々の有効利用法があり断言はできません。
防災グッズとしてはトップクラスの性能なのです。
しかし脱プラが叫ばれるなかラップの生産についても見直されていくと思います。
むしろ家庭用が減っても防災用の多目的ラップフィルムが開発されるかもしれません。
物を使い捨てるのは本当に切羽詰まった緊急時だけで良い気がします。
我々はあまりも日常的に埋めるしかないゴミを生み出しすぎです。
お菓子の包装だったりそういった切り替えやすいところから着実に変わってきているので、今後数年で身近な商品から少しずつ変化していくでしょう。








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