マヨネーズとスルメのベストコンビは非常食としても最高の組み合わせ
Photo by Girls Channel
アウトドアで特に人里から離れて活動する登山やトレッキングには必ず非常食を持って行きましょう。
山登りにはチョコレートやあめ玉を持って行くというイメージがありますが、最近ではマヨネーズの方が適しているという意見も増えています。
理由は大さじ1杯分で約100キロカロリーものエネルギーを摂取することができ非常に効率がよいこと。
さらにチョコレートのように暑さでドロドロに溶けて食べにくくなる心配もありません。
飲料水が最も大切なのは言わずもがなですが、その次がマヨネーズでもおかしく無いほど優れた食品です。
1999年に山で遭難して救助されるまでの17日間マヨネーズ (土産用ワサビ入り)を食べて生き延びた人がおり、マヨネーズの実力が世間に知られる切っ掛けとなりました。
マヨネーズは成分の大半が植物油で残りが卵黄・酢・食塩・香辛料などで構成されているため常温でも腐りにくい食品です。
卵黄は常温で腐りやすいはずですが油や酢でコーティングされることで、もともと栄養価の高い卵黄を常温保存することが可能になりました。
マヨネーズをそのまま付けて食べる食材といえばスティック野菜などを思い浮かべますが、スルメもマヨネーズと相性が良くツマミとして売られているスルメにもマヨネーズが付属されているほどです。
このスルメも保存食として作られているので非常食としても優秀です。
タンパク質を効率よく摂取でき干物なので軽くてかさばらないため登山に持って行く人も多いです。
スルメを食べるにはよく噛む必要があり、
を繰り返すことで唾液の分泌をうながして少ない量でも食べ応えと喉を潤す効果があります。
マヨネーズを付けて食べることでより食べやすくなり、ほどよい塩味が疲れを癒すので、甘い食べ物ばかり持って行くなかに入れておくとよいアクセントになるでしょう。
どこでも手に入るマヨネーズは賞味期限が切れたら新しいのと交換して、日常でも使い勝手が抜群なので古くなっても処理しやすい点が高評価です。
防災においても極端な話カロリーベースで考えれば、マヨネーズ数本を常備しておけば大きな災害にも必要カロリーを摂取できそうです。
日本では最悪5日ほど耐え抜けば何かしらの食料にはありつけると思うので、バリエーション豊かな非常食を用意できない場合には、十分な飲料水とせめてマヨネーズを買いだめしておきましょう。
もちろん買うべき商品はカロリー1/2ではなく油っこい普通のマヨネーズを選ばないと意味がありません。
このような視点で見るとマヨラーをあながち馬鹿にはできなくなります(笑)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません
この記事のトラックバックURL
新着記事
Call of the Wild: The Angler™ Japan Reserve 架空の北海道で釣りや探検ができるシリーズ初の日本マップ拡張DLC
名作狩猟ゲームtheHunter: Call of the Wild ...市販の大豆水煮で簡単にできる自家製味噌の作り方
現代社会で味噌といえば市販されているものを買ってくる場合がほとんどですが、一昔前 ...これからの時代の道具選び 長く使えるもの・修理や補修がしやすいもの
大量生産と大量廃棄の限界 年々苦しくなる庶民の生活において、これまでのように好き ...MIL-TEC パイロットウォッチ レトロ調だけどクオーツ式なので扱いやすいミリタリー腕時計
今の時代スマホを持っていればいつでも時間を確認できますし、腕時計をするにしてもス ...ダーニング 穴が空くほど服に愛着が湧くヨーロッパで伝統的行われている補修技術
Photo by gina pina 繕う生活 あなたはお気に入りの服に穴が空い ...ピックアップ記事
カテゴリー
このブログを購読