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Xteink X4 手のひらに収まる自由でミニマルなE-inkポケット電子書籍リーダー

Xteink X4

デジタルとアナログの間

スマホの普及によって常時インターネットに接続され、SNSなどによって情報過多になりやすい社会になりましたが、その反動なのかデジタルデトックスが世界的に流行しています。

時間さえあればスマホにかじりつき中毒性のあるショート動画を見続け時間を浪費する生活は決して健康的ではありません。

かといって紙の本を持ち歩き読書するのが億劫という人も多いでしょう。

電子書籍であれば物質的な物を増やさずたくさんの本を持ち歩けますが、スマホだと様々なアプリからの通知がノイズになります。

Kindleなどの代表的な電子書籍リーダーでの十分ですが、一昔前より2倍近く値上がりしてしまいました。

Xteink X4はクレジットカードより一回り大きいくらいのサイズで、機能が最小限に抑えられていることで非常にミニマルな端末として海外で人気があります。

Kindleがおよそ文庫本サイズの6インチなのに対してXteink X4は4.3インチとかなり小ぶり。

そして本体の重さは文庫本の1/3程度でスマホより薄い。タッチパネルはなく物理ボタンのみでフロントライトすらありません。

一見不便に感じますが紙の本だって光るわけじゃないし、わずかな明かりがあれば読めるので現代でも読まれ続けています。それが電子書籍になるとなぜか人はわがままになってしまうのです。

スマホに貼り付くXteink X4

不便さを楽しむ

対応ファイルがDRMフリーのEPUBやTXTのみなので、Kindleや楽天Koboで購入済みの本を読みたい人には向きません。

私的利用のDRM解除は刑事罰なしの違法ですが、最悪AmazonアカウントがBANされるのでリスクが高いです。

それでもmicroSD拡張スロットによって最大512GBもの電子書籍や画像ファイルを読み込めるので容量不足になる心配はありません。

現実的な使い方としては青空文庫の専用機として使ったり、DRMフリーの電子書籍を読むのに適しています。(文字が読めるか不明だが自炊した漫画等もありか?)

  • IT・技術書・専門書の公式ストア(国内)
  • 同人・個人出版・インディーズプラットフォーム
  • 海外の有名サービス(英語書籍・ゲーム・バンドル)
  • 完全無料・パブリックドメイン(合法)

この辺りは比較的制限が緩めなので調べてみてください。

ポケットに入るXteink X4

この端末は公式ストアやアリエクで1万円以下で買えるので、ガジェット好きには手の届きやすい端末です。

青空文庫だけでも1年間毎日読み続けて消化しきれない量があるので、とにかく手軽に読書したい人にはおすすめです。

この端末に慣れてしまうと他の端末が大きく思えてしまうほど、本当にポケットサイズなので読書のハードルが下がります。

自分でカスタムOS(CrossPoint Readerで劇的なUIの改善・物理ボタンの割り当て変更・フォント・言語の拡張が可能)に焼き直したり、細かくカスタマイズが可能な分、万人にはおすすめできませんが、いろいろガジェットをいじくり回すのが好きな人には刺さります。

物理ボタンが壊れやすい問題(個体差あり)を抱えていますし、今後新たに競合する端末がリリースを控えているので今が買いなのかは微妙です。

しかし後継機にタッチパネルが搭載されるという噂があるなど、コンセプトから外れる機能によって一部のユーザーから不満の声が上がっています。

後継機がハズレで後で初代モデルが欲しいと思っても生産終了される可能性があるので、取りあえず手に入れておくという選択はありです。

輸入するうえで海外製品なので技適が付いておらず自己責任になりますが、持ち歩く時は基本的にバッテリーの消耗を抑えるため、Wi-FiやBluetoothをOFFにするので、厳密には違法だけどグレーな使用方法になります。

このサイズのE-ink端末がもっと普及すれば、いつか技適ありの国内版が販売されるかもしれません。

実はXteink X4よりもさらに小型のXteink X3というモデルもあるのですが、充電がUSB Type-Cではなく、独自規格の専用ケーブルだったり、サイズや機能が噛み合ってない部分が目立つので、Xteink X4の方が人気があります。

AliExpressで販売されている商品のなかにUSBファームウェア更新がロックされてるものが出回っているらしく詳細は不明です。

ロック個体でもカスタムファームウェアを入れる方法

コミュニティの開発者によって、USBロックを回避してCFWを導入する「Xteink Unlocker」というツールが開発されています。

【仕組み】
パソコン側を一時的にWi-Fiのローカルホットスポット(アクセスポイント)化し、XTEINK公式のOTA(無線アップデート)サーバーのフリをさせて本体に誤認させます。

これにより、USBではなくWi-Fi経由(空中)でカスタムファームウェアを流し込むことができます。

※公式が通信の暗号化(TLS検証)を厳密に行っていない脆弱性を突いた仕組みです。

参考になった紹介動画

流行りの超薄型電子書籍リーダー『Xteink X4』レビュー