スピリタスを消毒用アルコールとして利用する 世界最高アルコール度数96%のウォッカ

ウイルス除去にはアルコールが有効
新型コロナウイルスが猛威を奮っているなか、感染対策としてマスクだけでなく消毒用アルコールやウェットティッシュも軒並み品切れを起こしています。
アルコールがウイルス除去や除菌に有効なのは言うまでもなく、日本ではあまり馴染みのなかった携帯用ハンドサニタイザーまで店から姿を消しました。
衛生意識が過剰に高まったことで季節性インフルエンザの流行まで抑えられているという情報もあります。
ウイルスはマスクをすり抜けるくらい小さいので、感染者が飛沫を抑えるのには効果てきめんですが、健常者がマスクを付けても気休め程度にしかなりません。
アルコールは瞬時にウイルスの組織を破壊するので、外出時に誰が触ったかわからないドアノブやボタンなどに接触する場合に感染リスクを減らします。
そんな高純度のアルコールが手に入れづらくなり、衛生面で不安を抱えている人も多いでしょう。
アルコール度数99.5%の無水エタノールが薬局やドラッグストアで簡単に買えて、幅広い用途に使えるので便利ですが真っ先に在庫が無くなりました。
エタノール (エチルアルコール) はお酒にも含まれている人体に害の少ないアルコールで、アルコール度数70~80%ほどに水で薄めて使うのが最も効果的だそうです。
消毒用アルコールがそのくらいの度数に調整してあるので、これもあっという間に姿を消しました。
スピリタスが消毒用アルコールになる
お酒は普通に売られていますが、一般的な蒸留酒であるウイスキーや焼酎でもせいぜい40%ほどなので、消毒用アルコールとしては今ひとつ力不足です。
しかしお酒の中にも飛び抜けてアルコール度数の高い種類が存在します。
それがスピリタスというポーランドを原産地とするウォッカで、なんとアルコール度数が現在の蒸留技術で96%という驚異的な純度を誇ります。
この消毒用アルコールの凌ぐ純度のアルコールがまだ普通に買えるのは、明らかに消毒用アルコールとしての認識が低くお酒としてあまり手を付けられていないという事です。
さらに消毒用アルコールを飲む人はいませんが、スピリタスはもちろんお酒なので飲む薬としても有効です。
お酒を飲むと血行が良くなって体が温まりますし、口をゆすいで口腔を洗浄することもできます。
ポーランドではあまりにアルコール度数が高いのでストレートで飲まずにジュースや炭酸と割って飲んだり、果実酒を作ったり、それこそ消毒液として使われているので正しい使い方なのです。
人が飲めるほど安全なので使い勝手は消毒用アルコールより優秀なのではないかと思うほどです。
非常時にはお酒の価値が上がる
薬局やドラッグストアにはエタノールと名前が似ているメタノール (メチルアルコール) は有毒で、おもに燃料用アルコールとして使われるため、間違っても飲んだり消毒に使ってはいけません。
マスクは手作りできたとしても高純度のアルコールは素人がどう頑張っても作れないので、非常時には貴重品となります。
スピリタスとアロエベラジェルやキサンタンガムのような保湿成分を混ぜ合わせれば、ハンドサニタイザーを手作りすることもできるので重宝します。
スピリタスが転売屋に目を付けられると価格が高騰するかもしれませんが、世間に消毒用アルコールだという認識が広まらない限りは大丈夫でしょう。
これから徐々に生産数が増えれば品切れは解消しそうですが、先行きの見えない不安が解消されない限りは買い占めが続きそうです。
最近は金やお酒の価値が上昇しており、地政学的リスクやパンデミックへの不安が世界に波及していることに結びつけてしまいます。
個人はとにかく自己防衛の意識を強く持ち、できる限りのことを準備した上で状況を見守るしかありません。










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