極寒の地でひたすらサバイバルするゲーム The Long Dark
The Long Darkは極寒の地で寒さや飢えや乾きに耐えしのぐ、リアル指向のサバイバル系ゲームとして期待されています。サバイバル系ゲームとしてはDayZやRustなどが有名ですが、The Long Darkにはゾンビや他のプレイヤーは登場しません。その代わり見知らぬサバイバリストの亡骸が転がっていたり、野生動物がうろついています。純粋に孤独なサバイバルを楽しみたいならThe Long Darkはかなりおすすめです。
目的はただひとつ生き残ること
現状で唯一選べるサンドボックスモードは他のサバイバル系のゲーム同様、何かをクリアして進行させたりする要素は今のところ無く、雪山に独り放り出されて小屋や亡骸を漁りながら、生きていくために必要な物資をかき集めて終わりのないサバイバル生活をするのが目的です。
シビアなゲームバランス
体温、空腹度、ノドの渇き、病気の有無などが細かく設定されており、例えば水を手に入れるために雪を火で熱して水に変えるのですが、そのまま飲むと赤痢にかかり治療が必要になります。
飲み水を得るだけでも雪から水をつくり煮沸するという手間がかかります。浄水剤もあるので煮沸する行程を飛ばす手立てもあります。生肉はそのままの状態ではみるみる腐敗して最後には食べられなくなります。
そして最大の敵は猛烈な寒さでサバイバルをより困難なものにしています。吹雪の中を出歩くのは自殺行為に等しいでしょう。慣れるまでは2~3日生き延びるだけでもやっとだと思います。
まだまだ開発段階
Steamの特徴としておもに独立系開発会社のゲームタイトルにおいて、まだ開発の段階から有料販売してその売り上げでさらに開発を進めるというアーリーアクセス形式が多いです。The Long Darkもまだアルファ版なので実際にプレイヤーに遊ばせながらブラッシュアップしていく段階です。
荒削りながら目的がシンプルなので現在でも十分遊べるクオリティだと思います。今後ストーリーモードが仕上がってくれば、また違った楽しみ方ができることに期待しています。サバイバル系で最大のヒット作となったMinecraftもそうですが、ゲームシステムに自由度がありプレイヤーが試行錯誤しながら十人十色の遊び方ができるゲームは本当に楽しいですね。
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