食糧輸入がストップした時の食事は芋が主食になる 海上封鎖や戦争の影響で食糧危機による配給制も起こり得る

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一昔前には考えられないような出来事が平気で起こり得る時代になり、ついには国民の生命を支える食事すらまともにできない状態へ追い込まれる可能性もゼロではありません。
特に島国の日本は国土のわりに多くの人口を抱えているため、食料に関しても輸入に頼らざるを得ず常に輸入がストップするリスクを秘めています。
今やご飯よりもパンを主食にする人も増えており、朝食では調理の手軽さからパン派が主流となっています。
パンや麺類の原料である小麦はもちろん輸入品なので、もし輸入がストップするとパンや麺類が市場から姿を消すでしょう。
かといってお米の自給率はほぼ100%ですが、高齢化や物価上昇により米農家は減少傾向にあります。
一度廃業すると農地は荒れてしまい例え需要が上がったとしても再び農業に従事することは困難でしょう。
都市部では食料の供給がストップすると一瞬で枯渇してしまうほど脆弱で、生き残るためには地方へ移住しないと厳しそうです。
取りあえず餓死を防ぐためにお米やら芋の作付けを進めますが、作物はすぐに収穫できるわけではないので、それまで持ち堪えられる食糧を確保しなければいけません。
どれだけ急いだとしても芋の作付けから収穫まで3ヶ月や4ヶ月かかるので、どうしても供給までに時間のずれが発生します。
隣国が日本近海を海上封鎖したり戦争状態になれば輸入品が入ってこなくなるので、それだけで食料輸入の何割かを失います。
仮にシーレーンが封鎖されたとしても別ルートで輸入すれば良いという意見もありますが、それはあくまで日本側の感覚であり、輸出側からすれば安全面のリスクが高まっている国へ船を出すを控えたいと考えるでしょう。
日本が孤立した島国になると食料の配給が始まるまでに国民の半分ほどが餓死してもおかしくない状況です。

配給まで生き残れたとしても当分はわずかな芋を食べる生活が待ち受けています。
決して不安を煽っているわけではありませんが、常に最悪の事態に備えて動くことは大切ではないかと思います。
農林水産省が発表した輸入がストップした場合の食事例を見るとご飯とじゃがいもやさつまいもなどの芋で炭水化物を摂取し、とにかく餓死だけは防ぐためのメニューです。
野菜はもちろん肉や魚などのタンパク質が不足しており、この食事を長期で続けていくのは厳しいです。
配給に頼らず栄養価をアップさせるには肉や魚の入手は難しいので、家庭菜園で野菜や果物を作るのが堅実でしょうか。
質素な食事でも葉物野菜が加わるだけで幾分ましになりますし、豆類も作ることができれば貴重なタンパク源となります。
備蓄に関しても炭水化物をメインにするか配給を見越してタンパク質を優先するかこの写真一枚で人によって考え方が変わりそうです。
この食事ですらあくまで気象条件などが良い場合であり、石油が尽きればそもそも配給する手段が限られてしまいます。
一日のカロリー摂取量が2000キロカロリーを下回ると栄養不十分で餓死のリスクが高まるので、餓死を回避できるようにしっかりと備蓄や自給自足への備えをしましょう。
それでも個人で何年分もの食糧を大量に備蓄することは困難なので、半年から一年分くらいが現実ラインかなと思います。
食料自給率の高い地方の田舎に住んでいたり家庭菜園や農家のツテがあればより安心ですが、都会に住んでいる人ほど食糧に対する危機感を常日頃から持ってほしいです。








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