千値練 35メカトロウィーゴ すーぱー レトロフューチャーなデザインの可動式ロボットフィギュア

久しぶりに一目惚れするようなフィギュアと出会いました。
千値練 35メカトロウィーゴ すーぱーという約7.5cmほどの可動式フィギュアで、ダイキャスト特有のひんやりとした金属の質感が特徴です。
ロボットだけれど寸胴で顔の部分がパックリと開くのでまるで口を開けているかのような愛らしさがあります。
メカトロウィーゴとは?
「チューブ1号」を開発し、世界のメカトロボット産業の方向性を変えた「メカトロ中部」より斬新な機体が発表される! それは・・・ 児童用メカトロボット「メカトロウィーゴ」である。 過疎地での児童の通学や、各種レクリエーションに使用される事を想定して作られた 世界最小サイズのメカトロボットがここに誕生した。
MechatroWeGo Official Site
昭和~現代の世の中にもっとロボット産業が発展していたら登場しそうな独特の世界観があり、オリジナルの配色も淡い水色や黄緑を基調としているので、現実には存在しないけれどノスタルジーな要素も含んでいます。

一番オーソドックスなみずいろが欲しかったのですが、1/35サイズとしてはすでに売り切れていたのですーぱーを選びました。
そもそもライムグリーンが好きな色だっとのと、小さなフィギュアなので派手な色の方が存在感があると思いました。
裏技というかどうしてもオリジナルカラーみずいろの1/35サイズが欲しいという場合は、35メカトロウィーゴ でらっくす・みずいろという商品を買って外装パーツを外せば見た目は同じになります。
何よりみずいろを再販していただくのが一番ですけどね。

鮮やかな配色になったことでレトロ感は薄れましたが、寸胴で曲線なライムグリーンボディはそら豆に似ています。
そら豆っぽくもあり大きく口を開くとカエルっぽくもある愛嬌のあるデザインです。

寸胴ロボといえばアンドロイドのアイツや・・・

Photo by sa2hara.com
クロノトリガーのアイツなど愛嬌のある姿をしていますね。

Photo by GRAN-TURISMO 5 (グランツーリスモ5) 攻略Wiki
面構えやみずいろの配色を見るとスバル360などのクラシックカーからインスピレーションを受けているのかなと思いました。
昔は自動車だけでなく家電なども水色っぽいのが多かった気がします。
誰が作ったの?
モデリングしたのはプロモデラーの小林和史さんという方で、映像作品のCG作成やガチャガチャなど玩具の原型制作を兼業されています。
『ヱヴァンゲリヲン:新劇場版』のCGモデリングも担当されており、エヴァも大好きなので納得のモデリングです。
メカトロウィーゴも仕事の合間にCGモデリングしたものなので、3Dプリンターを使えばすぐにスケールの違う原型を作成することができます。
アニメや漫画の原作がないあくまで個人作品のひとつだったのが、あれよあれよという間に人気商品となりました。

実はメカトロウィーゴはダイキャスト製とプラモデル製があって千値練とハセガワという会社が販売しています。
同一キャラクターを同一スケールで他社が販売するという面白い状況が起きています。
最初にメカトロウィーゴの商品化へ踏み切ったのは千値練ですが、競合するであろう他社がプラモデル化へ踏み切った時に、権利を独占するのではなく共に盛り上げていくことを選んだので、ハセガワのプラモデル化も順調に進み商品化されました。
結果的にこの決断は両社にとってメリットの方が大きかったのではないでしょうか。

メカトロウィーゴの凄いところは原作が無いにも関わらず口コミやSNSで広がった人気であるということ。
そして独特のモデリングは男女とも受け入れやすく、今までフィギュアやプラモデルに興味がなかった層も取り込んだことです。
先入観がないので模型やドールなどとも組み合わせやすく、他の分野からも多くのユーザーを獲得したのが大きいです。
小ぶりでスマホでも撮影しやすくツイッターやインスタグラムとの相性も抜群で日々アイデアに富んだ写真がたくさん投稿されています。
そして塗装も極めると尋常じゃないクオリティに仕上がります。
@chiakigogo なんか、コンペとかみてるとウィーゴって本来の児童用ロボットと離れた方がウケがよいような気がする。 pic.twitter.com/lW189tvLVf
— チアキ・バチスタ!!(再) (@chiakigogo) 2016年9月24日
こんな塗装ができたら楽しいだろうなーとは思いますが、別途いろいろと道具が必要になるので塗装済みで我慢します(笑)
プラモデルというと普通は塗装するのを前提としているので、プラスチックの色が単色のグレーだったりしますが、ハセガワのプラモデル製メカトロウィーゴはパーツごとに色が分かれているので、素組みしただけでも様になります。
この点だけ見てもプラモデルに興味がなかった層を意識して商品化されていることがわかります。
メカトロウィーゴはパーツの数が少なく初心者でも組みやすい設計で、モデラーにも息抜きにちょうどよくこれが人気の秘訣でしょう。
最低限の設定はあれど自分好みに自由にいじくりまわせるフィギュアというのは珍しいので、今後もいろいろなアイデアが生まれてくるはずです。










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