FIREムーブメント FIREやサイドFIREでアーリーリタイアやセミリタイアして不労所得 (権利収入) で生活するライフスタイル

FIREムーブメントとは資産運用を行い人生の早い段階で経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルで近年注目されています。
世界的に経済が息詰まるなかでさらに新型コロナウイルスが追い打ちをかけるように発生し、混沌とした世の中を生き抜く術として、国家や会社に頼らず生活に必要なお金を生むマネーマシンを構築しようとする人が増えています。
日本においても終身雇用でバリバリ働きマイカーやマイホームを買って、定年退職後は年金生活で余生を過ごす生き方が理想でしたが、不況で給料は下がり定年は遠のく一方で誰しもが叶えられる夢ではなくなりました。
逆にこれまで理想とされていた生き方を盲信することが異常であり、本来人生というものはもっと自由なはずですが無意識のうちに刷り込まれた幻想に苦しめられてきた人も多いでしょう。
そんな呪縛から開放された若者を中心に生活するのに最低限必要な資産を投資で築き、早い段階でリタイアに成功した人が現れてきました。
早い話が投資利回りが生活費を上回れば労働しなくても生活が成り立つことになります。
投資というと日本ではギャンブル性が高く一発逆転のようなイメージが定着していますが、年間利回り5%程度のわりと堅実な投資で資産運用することは決してギャンブルではありません。
おおよそ生活費25年分を貯蓄すれば資産運用による不労所得だけで生活できるようになりFIRE達成となります。
一ヶ月の生活費を20万円として年間240万円×25年だと6,000万あればFIREすることができます。
若いうちに6,000万円なんて庶民ではとてもじゃないけど無理だという場合は生活費を10万円にすれば3,000万円で済みますし、貯蓄期間を伸ばすことでハードルが下がります。
またFIREから派生したサイドFIREというライフスタイルもあり、過酷なブラック労働から脱却してのんびり働いて生活したい人にはぴったりです。
サイドFIREの場合は完全に労働を止めるのではなく、生活費の一部を投資から得て足りない分を労働して稼ぐという方法です。
月10万円で生活できる人が半分の給料5万円で生活するのに必要な資産が1,500万円 (月5万円の不労所得) ほどなので、かなり現実的な数字になってきました。
ただし単純に給料を下げたからといって労働の辛さはあまり変わらないどころか悪くなることもあるので注意が必要です。
自分で仕事量を調整できるフリーランスなどは比較的サイドFIREしやすい環境ではないでしょうか。
現代はテクノロジーの進化であまりお金をかけずとも幸福度の高い生活を実現できるようになりました。
インターネットにさえ繋がっていればYouTubeやNetflixで無限に時間を潰せますしゲームや音楽も充実しています。
お金のかからない趣味だっていくらでもありますし、コロナ禍でよりそうした分野が発展しそうです。
好きなことで生きていくというフレーズの前にまずはその土台を築かなければ本当の意味で自由にはなれません。
お金は人間よりも勤勉に働いてくれる相棒なので、何も考えずに貯金ばかりするような人はFIREを目指すと人生の目標ができ生活に張りが出ます。
皆がFIREを目指すと経済が回らなくなりそうですが、人間はそれほど賢くはないのでどれだけ言っても様々な欲望が邪魔をして達成する人はほんの一握りに過ぎないので問題ありません(笑)
そしてどうしても労働や搾取から逃れたい人には一筋の光明が見えるはずです。
数年でFIREするような人はもともとそれなりに収入があり、さらにその収入の大半を投資へ回すようなストイックさがあるので極端な例です。
FIRE達成の条件
- 貯蓄率を高め、生活費25年分を貯蓄する
- 投資のインフレ調整後の利回りを4%以上にする
| 貯蓄率 | 投資利回り | ||
|---|---|---|---|
| 1% | 5% | 10% | |
| 5% | 175年 | 65年 | 40年 |
| 10% | 118年 | 51年 | 33年 |
| 20% | 69年 | 36年 | 25年 |
| 40% | 32年 | 21年 | 16年 |
| 60% | 15年 | 12年 | 10年 |
| 80% | 6年 | 5年 | 5年 |
表を見ると手取り20万円で貯蓄率80%を確保するには月4万円での生活が求められるのでかなりシビアなことがわかります。
実家住みでひたすら節約すれば何とか、賃貸だとほぼ不可能な領域と言えるでしょう。
FIREを実行するにせよしないにせよこれからの時代は人生を通して資産運用は必須です。
やはり人間の体は加齢によって衰えてくるので、労働収入から権利収入へ徐々にシフトするのが自然だと思います。
これまでは学校教育で金融リテラシーを教えず定年までバリバリ働かせて手厚い年金で保護してきましたが、それも崩れ去り年金もいつまで続くかわかりません。
FIREにも批判的な意見があり実質利回り4%を達成するにはそれなりのリスクを取った運用が必要になるという見方もあります。
ただし長期的に見れば資本主義が継続する限りは世界が経済成長し続けるので、投資しないことのリスクの方が大きいでしょう。
どんなに喉が渇いてもコップの水を飲むのではなく、コップから滴る水だけを飲めという格言があるようにそれがお金との正しい付き合い方かもしれません。
大きなコップに水を貯めるには時間がかかりますが、その分だけ溢れ出る水の量も増えて労働に縛られない豊かな生活を送れるでしょう。








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