グリーンウォール (壁面緑化) をインテリアに取り入れることで簡単に癒しの空間を作り出せる

Photo by waferboard
最近おしゃれなカフェや本屋などでグリーンウォール (壁面緑化) を見かける機会が多くなりました。
グリーンウォールと言えば屋外で夏の強い日差しを遮るために、ゴーヤのような蔓性の植物を窓の前や壁に這わせたり、甲子園の外観の印象が強ですが、近年流行しているのは室内に飾るものです。
室内だと植物が成長するだけの光量を確保しにくいので、主にフェイクグリーンが使用されています。
水やりや剪定といった手間が掛からず美しい緑を維持できるので、簡単に癒しの空間を作り出すことができます。
シンプルで無機質なインテリアのなかに自然の造形を少しでも入れてやると、グッとインテリアの深みが増して居心地が良くなります。
普通の観葉植物だと鉢に入れて管理するので、置き場所を確保する必要がありますし植物に適した光量を確保しなければなりません。
グリーンウォールは壁に設置するので狭い空間にも飾れますし、地下室や窓のない部屋でもグリーンを楽しむことができます。
本物の植物にしかない日々変化する美しさはないですが、より手軽に飾れるグリーンとして様々な場所で利用されています。
世界の名だたる企業でもひと目で環境意識の高さを示せるため、オフィスのエントランスなどに設置されていることが多いです。

Photo by iFat – Food Chronicles
また世界的にコロナ禍におけるテレワークの割合が増えて観葉植物の需要が高まり、個人宅でも観葉植物代わりに造花やグリーンウォールを飾る人が増えてきました。
壁に飾れるのでWeb会議との相性も良く、あまり背面に奥行きがない場所でも見栄えを良くすることができます。
グリーンウォールはただ見栄えをよくするだけに留まらず、作業中のストレスを軽減して気持ちをリフレッシュさせる効果があるので、例え本物の植物でなくとも脳が錯覚して作業効率アップが期待できます。
これまでのオフィスは作業効率を優先して無駄なものを排除しがちでしたが、人が本当に過ごしやすい空間にはグリーンの存在が不可欠です。
視界に入るグリーンの量を緑視率として数値化すると、およそ10~15%が最もパフォーマンスが向上するバランスだそうです。
自宅でゆったりとくつろぐのが目的ならもっと緑視率を増やしても良いかもしれません。
もしあなたがインテリアに物足りなさを感じているなら、グリーンウォールでお部屋の緑視率を上げてみてはいかがでしょうか。









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