秋口に栄えるトリコロール配色のファッションコーディネート

2020年5月28日

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Photo by Richard Akerman

トリコロールと聞いて真っ先に思い浮かぶのがフランス国旗ですが、私はなぜか昔から青・白・赤の3色構成が好きでサッカーにおいてもフランス代表のユニフォームには特別な思いがあります。

私がサッカーを本格的に好きになり見始めたのが、1998年のワールドカップ・フランス大会でフランス代表が自国開催で初優勝した頃なので、圧倒的なフランスの強さと鮮やかなトリコロールカラーが今でも脳裏に焼き付いています。

こうしてトリコロール好きなのも、かつて最強だったフランス代表の影響を少なからず受けているのかもしれません。

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Photo by William Brawley

青・白・赤のトリコロールだと他にはイギリスやアメリカなど文化や経済を引っ張ってきた大国も採用するほど力強さと安定感のある配色です。

トリコロールは3色という意味なのでイタリアやドイツの国旗でもトリコロールということになります。

特にヨーロッパ諸国はこのトリコロール配色の国旗が多く、デザインも似ているものが多いです。

各国の統計を見てもこの3色が最も多く採用されており、一言で表現すると見栄えの良い配色だと言えます。

Flags by Colours

ファッションに置いてもトリコロールは取り入れやすく、3色ルールという言葉もあるくらいなので収まりがよくオシャレに見えます。

これから夏から秋へ移行していくなかで白と青でマリンテイストだったファッションに、赤を加えることでグッと秋が近くに感じられる着こなしになります。

青と赤といっても鮮やかな色ではなく明度を落としたネイビーやワインレッド・バーガンディのような濃い色で構成された3色という意味です。

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Photo by remain simple.

これぞ秋口の装いと言わんばかりの着こなしで女性の持つ華やかさと安定感の調和がとれたコーディネートです。

ワインレッドのスカートが色っぽさを感じさせ、白いふんわりとしたニットで暖かみや可愛らしさを出し、濃いネイビーのブルゾンで引き締めるお手本のような着こなし。

白は白シャツやスニーカーから赤は口紅やベルト・パンプス・セーター・バッグなどから・青はデニムやブルゾンなどから。

たった3色だけでも無限の組み合わせがあるので、服を買う前にあらかじめざっくりとした全体の配色をイメージしてワードローブを構成するとまとまりが出ます。

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Photo by The U.S. Army

男性においてもフォーマルからカジュアルまで使える配色なので、重要なプレゼンや取引などで着用すると心強いです。

日本ではどうしても黒に頼りがちですが、白やグレーに濃いめの1~2色を加えるとこなれた印象になり秋の装いとして見栄えがします。

手持ちのワードローブのなかにこの3色は割と含まれていると思うので、必要であれば買い足しながら秋の深まりを味わいましょう。

ファッション

Posted by Coro