コロナ禍を経て旅行の概念が変わるか?遠くの観光地から地元の良い所を探す方向へシフト

新型コロナウイルスがほんの数ヶ月で世界を激変させました。

コロナ禍において特に大打撃を受けているのが旅行業界であり、感染リスクを伴う外出を控える傾向により客足が遠のいています。

海外旅行へ行くにしてもその土地の感染症にあったワクチンの予防接種を受けてから旅行しますが、コロナはワクチンが存在しないので常に注意を怠れません。

結局コロナは風邪の一種で経済活動を優先しようという意見もありますが、流行から一年経過しておらず寒冷期にかけて再び感染拡大する恐れもあるのでまだ気を抜けません。

感染時の症状や後遺症などが完全に解明されたわけではない未知のウイルスに対して、やはり感染しないことが最善手なのは言うまでもありません。

こればかりは実際に感染した人にしかわからない差別や偏見もありますし、感染したからと言って誰も責任を取ってはくれないので感染しないのが一番です。

パンデミックはこれまで推し進められてきたグローバル化を一瞬で冷え込ませたので、自然から人類に対して何かしらの警告であるようにも思えます。

これまで国内旅行よりも海外旅行の方が価値が高いと思われてきましたが、日本にも素晴らしい観光地がたくさんあり世界と比較しても引けを取りません。

さらに日本国内においても例えば東京から旅行する際に北海道や沖縄など遠くへ行くほど旅行する満足感を得られると思いがちですが、実は近場にも行かないだけで魅力的な場所が数多く存在します。

これまで遠くにばかり意識を向けていたのが、コロナによって地元の良い場所にも注目する機会が生まれたのは不幸中の幸いでしょう。

感染対策をせずバンバン動き回ってくれる方がウイルスに都合が良いですが、地元の狭い範囲で皆が旅行を楽しみ始めたらウイルスも本領発揮できなくなります。

世界中の人が日々これだけいろいろな土地を行き来すれば、予期せぬ感染症が流行するのも必然といえば必然です。

観光名所の近くに住んでいても楽しんでいるのは遠方からの旅行者ばかりで、地元の人間は意外と関心がなく滅多に訪れないことも珍しくありません。

遠方からの旅行者が激減し観光地が閑散とするなかで、それを支えられるのは地元の住人だけではないでしょうか。

旅行会社はビジネスとして儲けるために、いかに遠くまで旅行することが素晴らしいかをキャンペーンしますが、近場のコンパクトな旅行にも数多くの魅力があります。

グローバル化の象徴である航空会社は相当苦しい時代に突入しますが、時代は常に移り変わり絶対的なものはないという事です。

飛行機についても今後はもっとプライベート空間が確保されたり、なるべく人同士の接触が少なくなるような設計になる可能性があります。

一度パンデミックを経験してしまうとなかなか元の状態へ戻ることは難しく、新たな生活様式として受け入れるしかないように思います。

ワクチンが普及しない限りは海外旅行がかなり特別なものになり、直近で旅行の予定を立てていた人はその夢を打ち砕かれたでしょう。

これに絶望するのではなく改めて旅行する意味を考える良い機会だと思い、コロナ禍・コロナ後をどう過ごすべきか考えてみましょう。