シェアリングエコノミー(共有経済)で持ち物を減らすと人は幸せになれるか?

シェアリングエコノミー(共有経済)はモノやサービスを個人で所有せずに共同で利用することで市場規模が拡大しています。

昔からレンタカーやシェアハウスなどは存在していますが、インターネットの普及によりさらにいろいろな種類の事業が生まれました。

物をあまり持たないミニマリストと相性抜群ですが、ミニマリスト思考の人が増えたからシェアリングエコノミーが活気づいているのか、シェアリングエコノミーが拡大してミニマリストが増えたのかはわかりません。

一昔前はマイカーやマイホームを持っていて当然という風潮で、実際に真面目に働いていればそれなりの資金が手に入りました。

しかしバブル崩壊後は景気が低迷し、経済成長せず給料も上がらず税金などの負担だけが増えて生活が苦しい状態が続いています。

所有することが負担になるものから開放される方法としてシェアリングエコノミーが注目され始めているのかもしれません。

シェアされるモノやサービスは基本的に自分で買うよりも安く利用でき、メンテナンスも必要ないので使い方によってはかなり時間とお金を節約できます。

日本は治安が比較的良い国なのでシェアリングエコノミーに適したお国柄だと思いますが、過去に傘の無料貸し出しサービスを開始するも傘が返却されずに廃止になったケースがありました。

安いビニール柄なので粗末に扱っても大丈夫だろうという意識が働きやすいのか、無料で配布されたと勘違いして持ち帰ったのかは定かではありません。

函館の無料貸傘サービス、2100本が返却されず廃止に 「善意のリレーが続けば…」 | ハフポスト

写真を見る限りでは”雨傘無料”が強くてレンタルサービスの文字が控えめな事と傘もレンタルだとわかりにくいので、貸し出す側も万全の対策だったとは言えません。

傘にチップを埋め込みGPSで現在地を把握できるようにすれば返却率も上がると思いますが、将来的に実現する日は来るでしょうか。

これは盗難防止ネタですがこのくらいインパクトがあれば返却しようという気になりますね(笑)

日常生活に必要なモノやサービスがシェアされたり無料に近づいていけば、今より暮らしやすい社会になるはずです。

すでにモノ・移動・空間・スキル・お金を自由にシェアする仕組みが確率しているので、自分で所有するのが当然という意識は薄れていくでしょう。

一方で所有欲が強い人は不安感や自信の無さが起因となっている可能性があり、根本的な意識が変わらないと所有物が増えるばかりです。

コレクター気質ではなく特定のモノを熱心に愛する傾向の人は、所有物はそれほど増えませんがシェアリングエコノミーには少々抵抗がありそうです。

例えば車好きはカーシェアリングより多少負担がかかってもマイカーを所有するでしょうし、結局シェアリングエコノミーで割り切れるのはそれほど愛着がなく一時的な利便性を優先しているからです。

所有欲が無くなれば無くなるほどより少ない持ち物で満足できるようになりますが、イコールそれが幸せかは人それぞれという結論に落ち着きます。

ただもし所帯持ちで自分が亡くなった後を考えると、なるべく身の回りのものは整理して家族の負担にならないような気配りが大切だと思います。

あの世に持っていける物理的なものは何ひとつ無いので、自分の体も含め一時的な借り物だと考えるとモノに執着し過ぎない人生がおくれます。