山崎産業 (コンドル) タービー 手動掃除機はホウキやコロコロと電気掃除機の中間的な存在で使い勝手が良い

よほど時間がなかったり掃除に無頓着でなければ週に一度は掃除機をかける機会があると思いますが、ちょっとした汚れや夜中に掃除したい時などに普通の電気掃除機では対応しにくい場面があります。

電気掃除機が登場する前は畳や板張りばかりだったのでホウキや雑巾掛けで十分綺麗になりました。

洋室が作られカーペットを敷くようになるにつれて電気掃除機が普及していきましたが、ホウキから電気掃除機はあまりに差がありすぎるため、その中間的な存在として手動掃除機が地味に生き残っているのです。

電気掃除機の方が上位互換かというとそうでもなく、現代人のライフスタイルの変化に寄ってむしろ手動掃除機が活躍しやすい場面が増えてきました。

まず最大の特徴としては電源が不要なのでどこでも自由に使えて静音性に優れているということです。

いくら使っても電気代がかからず埃っぽい排気が舞うこともないので使い勝手が良さが光ります。

もっと普及しても良さそうですが電気の方が綺麗になるという固定観念が根付いているのが原因でしょうか。

電気で吸引するものはノズルを外したり付け替えて床以外にも使用できますが、手動掃除機には吸引力がないので床掃除に特化した作りになっています。

ただ掃除機は主に床掃除するための道具なので、他の掃除用具と併用すれば汎用性はそこまで重要ではないでしょう。

種類 清掃力 重量 収納 静音 労力 汎用 価格 電源
手動掃除機 不要
電気掃除機 必要
ハンディクリーナー 充電
ロボット掃除機 必要
ホウキ 不要
コロコロ 不要

ざっくりと比較表を作ってみましたが手動掃除機は穴という穴がなく、あえて言えば汎用性が低いことくらいです。

清掃力はやはり電気掃除機がピカイチで、ハンディクリーナーは手動掃除機に近いですが汎用性が高く充電を必要とする違いがあります。

ロボット掃除機は人間を床掃除から開放するために生まれてきたニューフェイスですが、AIがまだまだ人間の目には敵わず清掃力も不十分です。

ホウキは最もシンプルで歴史がありそこまでカーペット向きではありませんが、労力を避ければ十分に床を綺麗に保てます。

コロコロは総合力で圧倒していますが、毛足が長い絨毯だと奥まで掻き出す構造ではないので清掃力は低下します。

また埃が多いとすぐ粘着力が落ちるのであくまで補助的な道具として考えましょう。

手動掃除機の中で最も代表的なのが山崎産業 (コンドル) が開発したタービーという製品で、家庭だけでなくオフィスや飲食店などでも利用されています。

広い部屋でも電源を気にせずいつでも床掃除ができるのは大変便利ですし、掃除機の音が苦手なペットのいる家庭でも騒音を出さずに抜け毛を掃除できます。

最新の高性能な掃除機も良いですが、電気を使わない昔ながらの手動掃除機も意外と便利で頼りになります。

山崎産業 コンドルタービー