大正製薬 アイリスCL-I ネオ 洗眼液・目薬を止めて人工涙液で目洗いして花粉症を和らげる
ぼちぼち花粉症が始まっておりスギ花粉は落ち着いてきましたが、ありとあらゆる花粉に負けるので6月中旬頃まで続く長丁場です。
普段から目薬は滅多に差さないのですが、花粉が飛ぶ時期には市販の洗眼液で目を洗ってスッキリさせていました。
しかし最近では眼科でもあまり目洗いが行われていないようで、過剰な洗眼は目に必要な栄養や角膜を保護する成分も流されてしまい悪影響を及ぼすリスクが高いことがわかってきました。
ましてやア○ボンなどの市販の洗眼液は眼科医がただちに使用を控えるべきと警鐘を鳴らすほどです。
シャンプーなんかが目に入った場合は流水で素早く洗い流した方が良いですが、花粉などの小さな異物を取り除きたい時に洗眼液は便利でした。
洗眼液のように大事な成分まで奪ってしまうことなく、表面を洗い流して潤いを保つ方法としては人工涙液が最も適しているそうです。
なかでも大正製薬のアイリスCL-I ネオは防腐剤が入っておらず涙の成分に近いので眼科でも推奨している製品です。
一箱に30回分が小分けになっており、使い切りなので非常に衛生的です。
普通の目薬に比べると容量が少なく感じますが、防腐剤入りのボトルに入っている目薬であっても1ヶ月ほどで使い切ることが望ましく、かなりの使用頻度でないとまず使い切ることができません。
また注ぎ口にまつ毛や指先が触れてしまうとそこから雑菌が繁殖しやすいのでさらに不衛生になります。
そう考えると使い切りであっても開封しなければ2年以上持つので、よほど目薬を多く差す生活をしていなければむしろ経済的ではないでしょうか。
私の場合は毎日使っているわけでもなく、どうしても目のかゆみが酷かったりゴロゴロする時だけ使えればいいので1シーズンに1箱あれば十分な気がします。
洗眼液も無駄に容量が多くて1シーズンでは使い切れず1年前のを使ったこともありますが、よく考えるとかなり不衛生な事をしていたと思います。
1本に6~7滴ほど入っているので開封してから半分くらい残して1本で2回使用する人もいるようですが、防腐剤が入っていないので開封した日に使い切りましょう。
目の表面は1滴分の液体しか保持できないので、2~3滴あれば洗い流すのには十分な量らしいです。
あくびでもして自分の涙で洗い流すのが一番手っ取り早い方法ですが、目が乾燥していると涙が出にくいので、そういう時に人工涙液があると簡単に洗い流せて目にも優しいです。
もともとコンタクトレンズ使用時の目の不快感やドライアイ・目の疲れといった症状に向いているので、花粉症ではない人にもおすすめです。
市販の目薬の多くはやたら爽快感を与えるためスースーするメントール成分や充血を抑えるために血管収縮剤が含まれていますが、どちらも一時的な効果で逆に症状の悪化を招く危険があります。
一応EDCカテゴリなのでEDCの観点から見た場合、小分けにしてサバイバルキットや財布などに忍ばせておくと、急に目に虫やゴミが入ったけど近くに水道がない時に役立ちます。
あまり日常的に目薬を差していると過保護になり目の自浄能力が低下するので、なるべく目薬を差す頻度を抑えて本来の能力を発揮させましょう。
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