北海道の巨大地震による停電でオール電化やキャッシュレスの脆弱性が際立つ


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揺れていないのに目が覚めた

2018年9月6日の未明に突然スマホからけたたましいアラーム音が鳴り響き目を覚ましました。

暗闇の中スマホの画面を見ると北海道で震度6強という文字があり、のちに震度7に訂正される北海道胆振東部地震の発生を知らせるものでした。

東京に住んでいるので揺れは感じませんが、Yahoo!ニュースアプリを入れていると全国各地の地震発生を知らせてくれます。

地震専用アプリもありますがニュースアプリの方がいろいろな情報がプッシュ通知で届くので気に入っています。

南海トラフや首都直下地震については幾度もメディアが報じていますが、地震の少ない北海道でこれだけの巨大地震が起こるという情報はほとんど見かけません。

日本中どこでも巨大地震が起こる可能性があり、逆に最近静かな関東や東海地方が不気味に思えるほどです。

むしろ住民が大きな地震なんて聞いたこともないと言っている土地ほど警戒すべきです。

震災直後から苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所が緊急停止し、道内全域が停電するという異例の事態となりました。

泊原子力発電所も再稼働されていないため電力の供給が完全にストップしてしまいました。

幸いにもまだ9月で気温が高く積雪もないので、これがもし真冬だったらもっと被害が拡大していたでしょう。

停電から学ぶこと

今回の巨大地震で”停電“がひとつ重要なキーワードとなったのは間違いありません。

停電の影響をもろに受けたのはオール電化の住宅やキャッシュレス生活をしている人たちで、ひとたび電力が失われると機能不全に陥ります。

しかし電力の復旧は比較的早いので停電時に使えなく以外はメリットの方が大きいかもしれません。

いまや最も重要なライフラインであるスマホや携帯電話もバッテリーが切れるとただの文鎮になってしまいます。

かといって乾電池では動かせないので、モバイルバッテリーをひとつ持っているだけでも災害時の安心感は上がります。


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普段から現金を持ち歩かずにお財布ケータイやクレジットカードでキャッシュレス生活している人はさぞ焦ったでしょう。

ATMから現金を引き出そうにも停電時は置物と化しており相手にしてくれません。

ICカードにいくらチャージしてあろうが決済できなければ意味がありません。

災害時にはより原始的な手段の方がトラブルが発生しにくく頼りになることが多いです。

災害が多い日本でキャッシュレス化を推進するには非常用電源などのバックアップ体制を整備することが必須だと思い知らさせました。

ただ非常用電源の維持管理には莫大なコストがかかるため、災害大国の日本でキャッシュレス化が果たして有効なのかはわかりません。

コンビニやスーパーからは商品が消え、一時的な買い占めも起きているようです。

これも普段から食料を備蓄する意識を持っていれば回避できるので、あまり集団ヒステリーになるのはよろしくありません。

人間一週間ほど食べなくても死にはしないので、水の確保を優先してあまり食料を買いすぎないようにしましょう。

水は数日飲まなければ命に関わるので飲料水の備蓄は最優先に考えるべきだと思います。

あとガソリンスタンドにも長蛇の列ができたという報道も見かけましたが、今後ガソリン車に変わり電気自動車が主流の時代になったら車にも停電の影響が出ることになります。

電力が失われるとそれ以外のガスやガソリン・軽油といった燃料の価値が相対的に上がり、それも失うと困るため皆似たような行動をとるのでしょう。

地震や停電は実際に被災しないと状況がわかりにくく、被災したからこそ気づく事があるので、被災者から災害時に本当に役立つモノや情報を聞くのは価値があります。

飲料水は最低数日分は備蓄するべきですし、オール電化の住居でもカセットコンロくらいはあった方が良い。


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いくら現金を持ち歩かない主義でも小銭くらいはすぐ手に届く場所に置いてある方が安心。

当たり前に使っているからこそ失った時のショックが大きいので、停電を意識するだけで非常時でも落ち着いて対処できます。

現代日本でも大規模な停電が十分に起こりうる事を北海道の巨大地震が教えてくれました。

皮肉にも停電で真っ暗になった街では綺麗な星空を見ることができ、不安な夜に唯一心が癒やされる貴重な体験だと思います。

日本に住んでいる限りは地震と向き合うことを避けては通れません。

台風や大雪などは気象予測である程度は回避できますが、地震の発生を完全に予測するのは不可能なので、常に地震への備えと心構えを持って日々過ごしましょう。


北海道の地震

防災

Posted by Coro