横浜にある建築家・保坂猛の自宅 屋内でもなく屋外でもない家 LOVE HOUSE

公開日: [ 約2分で読めます ] シンプルライフ

yokohama-narrow-tiny-house-1
建築家の自宅というと何にも縛られずに自分が本当に住みたいと思う家を作ると思います。

そこには建築家のこだわりや仕事で培ってきた経験が詰まっており興味深いものです。

建築家の保坂猛(ほさか たけし)さんはわずか幅3m・奥行10mの敷地に建てられた木造2階建ての自宅に夫婦で暮らしています。

パッと見た印象は四角い白い箱のような極めてシンプルな外観でいかにもデザイナーズハウスという感じがします。

yokohama-narrow-tiny-house-2
玄関を開けるといきなり2階へと続く階段が現れ、わずかにスロープを描きながら登っていきます。

yokohama-narrow-tiny-house-3
階段を上っていくとこの家で一番特徴的な木が家の中に植わっています。

この建築の凄さはこれだけ限られたスペースなのに、あえて木を植えて屋根もなく雨や風が入る構造にしてあることです。

普通はいろいろ出来る限り敷地内にめい一杯詰め込みたくなりますが、余白を残すことで狭さを感じさせず安らぎを与えてくれる空間になっていると思います。

屋内でもなく屋外でもない』をコンセプトとした自宅であり作品なので、どこかこの空間だけ外部から遮断されゆっくりとした時間が流れているような気がします。

yokohama-narrow-tiny-house-4
キッチンやシャワーなど狭いなりにも必要な設備は整っており、生活のしやすさもしっかりと考慮されています。

yokohama-narrow-tiny-house-5
トイレのドアが便器につかえて完全には開きませんが、こういうものだと慣れてしまえば特に使いづらさは無いのかもしれません。

yokohama-narrow-tiny-house-6
通路も自分の肩幅と同じなので通るときもギリギリです(笑)

yokohama-narrow-tiny-house-7
寝室もこのスペースに夫婦で寝るので決して広いとは言えません。

yokohama-narrow-tiny-house-8
シンボルの木にはいつからかバッタが何匹も住み着き、毎年卵を産んで世代交代しながら共生しているようです。

yokohama-narrow-tiny-house-9
建築家でお金に不自由なわけでもない立場の人間がこうして極小住宅に住む理由とは何なのでしょうか?

他の作品を見てもシンプルだけれど細部まで計算されているはずなので、自宅においてもそれを貫き通している感じを受けました。

このような建築に遭遇すると狭いことは決してデメリットばかりではなく、アイデアが湧き出す源泉にもなるのだと実感しました。

Takeshi Hosaka Architects

スポンサーリンク

関連記事

職業を自分で生み出して働くのも自由だよという話

将来なりたい職業を自分で考える あなたが子供のころになりたかった職業はなんですか?男の子な

記事を読む

365日のシンプルライフ

映画『365日のシンプルライフ』に学ぶ自己との向き合い方

自分にとって本当に必要なものは何か 映画『365日のシンプルライフ』は監督・脚本・主演を務

記事を読む

ロバ

シンプリスト・ミニマリスト・サバイバリストを動物に例えると特性が明確になる

シンプリストを動物に例えるとロバ ロバは小柄だが、力強く小回りも利き頭もよい。サラブレッドより

記事を読む

シンプルライフやミニマリストなどのキーワードから今後成長する分野なのか予測する

キーワードから大きな流れを読み取る 記事を書き続けるにあたり日々しっかりと記事を書くことはもち

記事を読む

15年以上ほぼ毎日食べ飲み続けている朝食メニュー5つ

あなたは朝食を毎朝食べていますか?朝食は食べた方がよいとか逆に抜いた方がよいとかいろいろな説があ

記事を読む

とあるデザイナー兼企業家の持ち物やインテリアから人となりが見えてくる

他人の持ち物を見るのは楽しい 自分の持ち物をSNSなどにアップしてリアクションしてもらうのが好きだ

記事を読む

shave off mind的に読んでおくべきKindleの無料本11選

ネットから無料で読書する時代 Kindleの登場によりAmazonから電子書籍をダウンロー

記事を読む

MUJI無印良品:Good enough Living つつましく、満ち足りたくらし シンプルな生活用品の数々

無印良品からシンプルライフやミニマリストを明確に意識したコンセプト動画が公開されました。 いか

記事を読む

世界最大の淡水湖・スペリオル湖に浮かぶアーティストの隠れ家 ラビットアイランド

Photo by rabbitisland.org 北アメリカにある五大湖のひとつスペリオ

記事を読む

ミリタリーロール5

衣替えや旅行で役立つミリタリーロール(アーミーロール)収納術

春と秋は季節の変わり目なので絶好の衣替えシーズンとなります。 春は6月頃で秋は10月頃に行うのが最

記事を読む

スポンサーリンク

Comment

  1. 匿名 より:

    自分たちさえよければいい家。
    周囲との調和を完全に無視してる。

    • Coro より:

      日本では都市計画という観点が欠けているので、
      それぞれ好き勝手に家を建てられる状態ですね。
      それが良いのか悪いのかは微妙なところですが。

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。

PAGE TOP ↑