息を呑むほど美しい自然と映画に魅せられた青年が撮影した映像作品 Story of a Nomad

2017年7月23日

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Story of a Nomad from Wolfram Arents on Vimeo.

ヨーロッパ三大港湾のひとつベルギー・アントワープ(アントウェルペン)在住のReinout(Wolfram) Arentsさんが制作した映像作品『Story of a Nomad』はドローンなど駆使して臨場感のある映像作品に仕上がっています。

Arentsさんはアウトドア映画製作者/写真家およびグラフィックのデザイナーとしてまだ駆け出しの状態ですが、もともとアウトドア好きというわけではなく、どちらかというと部屋に篭りがちで将来の夢も特にない青年でした。

そんなArentsさんの人生を180度変えてしまうような出来事が起こりました。

Into the Wild(イントゥ・ザ・ワイルド)』という裕福な家庭に育った主人公がすべてを投げ出してアラスカの大地を旅する実話を元にした青春物語ですが、たった1本の映画によって自然や写真や映像の魅力に目覚めてしまったのです。


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初めて人生の大きな目的が見つかってからの行動力は目覚ましく、映画を見てから即アラスカへ行くこと決めて親に説明し、2~3週間後にはアラスカ行きの航空券を買おうと決心するほどのスピード感です。

旅に必要なバックパックなどの道具やアラスカガイド、そしてGoProなどの撮影機材をそろえてアラスカへ旅立ちました。

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Story of a Nomadもアラスカで撮影された映像化と思いましたが、ヨーロッパっぽい山並みだなと思いました。

映像の途中で出てくる地図の場所を解析したところ、どうやらドイツ南東部のオーストリア国境付近にあるケーニヒス湖とその周辺であることがわかりました。

アラスカに魅せられたとはいえ拠点はあくまでヨーロッパだということでしょう。

空中から見下ろした映像はドローンか何かを飛ばして撮影していると思われます。

最近ではドローンを使用した目新しい映像が個人でも低コストで撮影できる時代になり、アイデア次第でプロ顔負けの映像作品を作れるようになりました。

この業界は特別な資格は必要なく自称プロと名乗ってしまえば通用しなくもないので、プロとアマチュアの境界線があまりハッキリしませんね。

Arentsさんは現在ベルギーの映像系の大学で勉強しており、それと並行して個人での活動も行っていくのではないでしょうか。

2017年にはカナダやパタゴニアを旅する予定だそうで期待しています。

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