ビクトリノックス(Victorinox) キャンパーBKとファーマーALの違い

2018年6月1日

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実用的なサイズ

ビクトリノックスのなかでも最もオーソドックスで実用的なサイズで、私はオフィサーナイフのキャンパーとソルジャーのファーマーALを所持しています。

ビクトリノックスは赤というイメージですが、黒いキャンパーがあったのでこちらを選びました。ファーマーはソルジャーにノコギリが付いた感じで頑丈なアルミボディです。

銃刀法について刃体の長さが折りたたみ式ナイフの場合は8cm以下まで認められています。なおかつブレードロック機構がないので銃刀法の制限を受けません。

何度か別の記事でも述べましたが軽犯罪法には抵触する恐れがあります。まだ法整備が未熟なため、警官に難癖付けられたら回避する方法がありません。

ビクトリノックス(Victorinox) ランブラーとクラシックALの違い

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機能としてはキャンパーの方が多いです。といってもワインオープナー(コルク栓抜き)と小ブレードあとは爪楊枝とピンセットくらいですが。

ファーマーは片面に全部のツールが収まってスッキリしたデザインが特徴です。マルチツールは多機能になればなるほどツールを探す手間が増えますが、片面だけ見ればすべての機能が確認できるので取り出しもスムーズです。

リーマー(穴あけ)がキャンパーが側面に開くのに対してファーマーは180度まで開くので握りやすいです。

キャンパーのリーマーはおまけ程度ですが、ファーマーのはガシガシ突き刺しても大丈夫なほどしっかりした作りです。

キャンパーのリーマーは突き刺すというよりもひねってほじくるのに向いていると思います。

ワインオープナーが必要ないという意見もあったのか、ワインオープナーの代わりにプラスドライバーを備えたキャンパーPDという製品もあります。


VICTORINOX(ビクトリノックス) キャンパー PD

大きな違い

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ラージブレードは見るからにファーマーの方が分厚く強度がありそうです。野外で木を削ったりバトンして蒔き割りすることも可能です。

キャンパーはファーマーよりも薄い刃ですが、果物や野菜の皮をむいたり魚を下ろすのに適しています。

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ファーマー唯一の欠点と呼べるのがキーリングの位置です。位置的にラージブレードを使うとき力強く握るとキーリングが小指の根元よりさらに下辺りに当たって痛いです。

キャンパーは微妙にキーリングの位置が斜めなので握っても当たらないよう工夫されています。当たったとしても面取りしてあるのでそれほど痛くは無いはずです。

ファーマーのキーリングは直角に突き出しているのに加えエッジが鋭いので手のひらの肉に食い込むと痛いのです。

ちょっと握る位置を前にすれば気にならなくなりますが、出来ればキャンパーのように斜めに配置して欲しかったです。

ソルジャーの方が歴史が古いのでファーマーも伝統的なスタイルを継承しているのでしょう。

キャンパーはファーマーほど強度は無いものの、より使いやすく改良されたマルチツールという印象です。

世界的に有名な登山家・冒険家である植村直己さんも生前にキャンパーを愛用していました。

数多くあるマルチツールの中でなぜキャンパーを選んだかと考察するのもまた面白いです。

一見似たようなナイフでもそれぞれ細部の作り込みが違っているので、ついつい何本も揃えたくなる魅力を持っています。

最近は自宅で使うことが多いのでキャンパーの使用頻度の方が高いです。ファーマーが劣るというわけではなくキャンパーの方が手に取りやすい場所に置いてあるというだけです。

持ち運びにはさらに小型のミニシリーズもあるので、自分にあったマルチツールを選ぶのがよいと思います。


VICTORINOX(ビクトリノックス) キャンパーBK


VICTORINOX(ビクトリノックス) ファーマーAL