流行・トレンドという言葉に捕らわれすぎると散財するばかりでファッションの寿命も短い

2015年2月14日

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流行は意図的に作られている

毎年シーズンの節目になるとテレビや雑誌でこれから流行するファッション特集などが組まれ、各ブランドもそれに乗っかり商品を仕上げてきます。

流行とはどうやって発生するのでしょうか?有名人がドラマなどで着ていた服は注目され即売り切れたりします。けれど有名人が流行を作っているわけではありません。

例えば流行色はインターカラー(国際流行色委員会)というグローバルなカラートレンドを選定している機関によって意図的に決定されています。

ちょうど2年先まで議論されており、このカラートレンドを各ブランドへ通達し足並みをそろえて商品を作っていこうという明確な意図があります。

毎年のように流行が起こされているのにはワケがあって、そうしないと新商品が売れやすくなるからです。去年のファッションはすぐに時代遅れにされ、シーズンごとに極めて短いサイクルで商品を買い替えさせたいのです。

有名人などはトレンドファッションを宣伝するには絶好の広告塔になるので、各ブランドがこぞって最新のファッションを着てもらえるように仕向けます。

定番ファッションだけだと何年も着れるので、買い替えるサイクルが長くなります。アパレルメーカーもビジネスとしてやっている以上それだけではなかなか食っていけません。

流行に乗っかった商品は短期間であれ爆発的に売れるので大きなビジネスチャンスといえます。ただでさえモノが売れにくい世の中で処世術としてはしかたない面もあります。

寒い季節の部屋着として地位を確立したミリタリーパーカー

6年目のClarks (クラークス) デザートブーツを2年ぶりに手入れ

流行に乗っかるかは自分次第

消費者としては流行に乗るか乗らないかは自由なので、どの程度そこへ乗っかるべきか自分の頭でしっかり考えるのが賢い選択です。

何も考えず頭のてっぺんから足の先まで流行ファッションでそろえ優越に浸る人もいますが、端からみるとそれはファッション業界の仕掛けた罠にまんまと引っかかるお得意様としか見られていない可能性もあります。

非常に短いサイクルの中で商品を買い替えていくことは、庶民には金銭面でなかなか厳しくよほどのファッション好きでもない限りは妥協せざるを得ません。

庶民でもファッションを効率よく楽しみたいのであれば、やはり定番ファッションと呼ばれる流行に左右されないものを主軸にすることです。

それに加えてアクセントに多少の流行を意識したものを身につければ十分ではないでしょうか。長年身に着けられるものというのはエイジング(経年劣化)を楽しめたり、愛着が生まれたりと流行ファッションでは味わえない魅力があります。

買い替えるサイクルもゆるやかなので金銭面にも優しく良いこと尽くめです。自分がそういうスタンスでも世の中にはいくらでも流行に染まる人たちで溢れているわけですから、わざわざ自分も無理して追いかける必要はありません。

最後にファッションの流行についてわかりやすく解説されてる動画がありましたので紹介しておきます。

JAFCA | 一般社団法人日本流行色協会