年功賃金制度の見直しによる人生設計の甘さと成果主義への移行

公開日: [ 約2分で読めます ] シンプルライフ

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ハシゴは外されラットレースは激化する

今までは企業にぶら下がり年齢があがるにつれて給料も増えていくような日本特有の年功賃金制度がありました。しかし政府もいよいよそのサラリーマンの聖域にメスを入れるようです。年功賃金制度にどっぷり使っていた会社員は阿鼻叫喚の様相となるでしょう。会社に評価されるため必死にしがみついていたハシゴが突然取り払われるとき真の実力が試されます。

優秀なエリートが正当な評価を受け、適正な給料や役職につきやすくなることは成果主義の利点ですが、その他の多くの労働者は激しい競争を余儀なくされ、血みどろのラットレースを繰り広げることになります。中小零細企業ではとっくに年功序列など崩壊していますが、さらに上層で働く会社員をも巻き込んでしまおうというのです。

政府は年功賃金制度の見直しを女性の社会進出やグローバル経済下での企業競争に対応するためだと豪語していますが、安い労働力を確保したいのが本音でしょう。成果主義とはいってもほとんどの人材はラットレースに敗れ、働けど働けど給料が上がっていかない状態におちいる恐れがあります。

残業代ゼロ制度といわれてるホワイトカラーエグゼンプションも企業側に有利な法案と言わざるを得ません。国家は労働者の幸せなどどうでもよく、企業の発展だけに注力しています。国民が汗水たらして稼いだ年金も株価を下支えするための燃料としか考えていません。

人生設計通りにはいかない

将来上がるであろう給料を見越して無理に住宅ローンなど組まれた方はご愁傷様ですとしか言えません。人生設計なんてその通りに進むことの方が珍しいです。年金の受給開始年齢も今後さらに引き上げられようとしているなか、人生設計の道筋が立てられないのは当たり前です。人生設計なんて崩れて当然、崩れたらまた考え直せばいいや程度に思っていたほうが気が楽になります。

私はシンプルライフをしていますが、シンプルライフは制度の変化に強く、返済不可能なほど住宅ローンも組まないと思うので、賃金のために無闇なラットレースに参加することなく穏やかに暮らせるライフスタイルだと思います。

自分の身は自分で守れ

国家や企業が国民を助けるほど余裕が無くなった今、自分の身を守れるのは自分しかいません。家族や恋人や友人なら助けてくれるかもしれませんが、お金が絡んでくるとそれすら破壊される恐れがあります。最後に信じられるのはやはり自分だけしかいません。

正社員で定年まで働けて一生安泰などという甘えた発想の人がまだたくさんいることに危機感を覚えます。60歳以上でなんとか逃げ切れそうだった人たちでさえも捕まりそうな状態です。絶望的な状態ですが自分で人生を切り開いていく自由は残されているので、まだ希望を捨てるには早いでしょう。

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