楽天 Ragri(ラグリ) スマホで手軽にオーガニック野菜(有機野菜)を育てる新たな農業の試み

2017年8月10日


普段から何気なく食べている野菜には必ず生産者がいて何日も世話をして出荷されますが、消費者がそこまで思いを馳せる事はあまりありません。

年々過疎化が進む地方の農業者はどれだけおいしい野菜を作っても、それを認知され売れなければ農業で生活していくことができません。

生産者と消費者をインターネットを利用してつなぐシステムを開発したテレファームという会社があります。

テレファームはもともと『遠隔農場テレファーム』というパソコンのWEBブラウザ上で野菜を育てるオンラインゲームを運営していましたが、そこへモバイルに強い楽天が出資してスマホでさらに使いやすいアプリを共同開発しました。

楽天 Ragri(ラグリ)は農作業をサービス業と考え、農作物だけに価値をつけるのではなく生産者のこだわりや人柄も消費者に評価してもらい、農業をもっと自由な観点から見直すきっかけを与えてくれるシステムです。

楽天の圧倒的な集客力により地方の農業者にスポットライトが当たり、例え過疎地であってもオンラインでは距離感なくみな平等なので、純粋においしい野菜作りに専念できる環境が整いました。

通常の農家は大切に育て上げた野菜を市場へ出荷して初めて利益になりますが、楽天ラグリの場合は水やりや草むしりなどスマホを使った擬似的な作業にも対価が発生し、それが契約農家の収入になるので毎月の安定収入につながります。

また契約農家は自分で育てた野菜の値段を自ら決めることができ収益をコントロールすることが可能です。

オーガニック野菜にこだわった消費者が集まり、さらに生産者の人柄なども加味されるため、単純な価格競争に巻き込まれることなく作った野菜に魅力を感じる人がお金を投じるシステムは面白いです。


自分で野菜を育てたいけど畑を借りてまでやるのはお金がかかるし世話をする時間がない人も多いでしょう。

スマホのゲームアプリ感覚で実際の畑の世話をするのは少し味気なさもありますが、水やり・肥料・雑草などの状況を見ながら管理できるのでまったく農業の知識が無くても大丈夫です。

必要最低限の世話はきちんと契約農家が毎日様子を見て行っているので、すべて枯らして駄目になることは起こりません。

あらかじめ最低収穫量が決まっていますが、世話をして元気度を高くキープすると収穫後に送られてくる野菜の量が増えるようです。

生産者は収穫物に頼るだけでなく野菜へのこだわりをアピールして収益化をはかり、消費者は生産者と協力しながら野菜を食べるだけでなく育てる過程を楽しめて、過疎地の農業者を支援することにもつながります。

インターネットによりこれまで収益性のなかったものに新たな価値が生まれ、結果として全体が活性化するならばこれ以上のメリットはないでしょう。

生産者と協力して育てた野菜は味はもちろん、育った畑や生産者の顔を思い浮かべながら食べると農作物に対するありがたみを感じるはずです。

ラグリ

スマホでオーガニック野菜を育てて、収穫できる!

その他

Posted by Coro