パタゴニア Worn Wear 思い出のモノは使い続けることでストーリーが蓄積されていく

公開日: [ 約2分で読めます ] アウトドア, エコロジー

patagonia-worn-wear-1
Worn Wearとは直訳すると使い古した服というような意味ですが、パタゴニアの経営理念として古くなったら新商品を買ってくださいではなく、修理や補修をして出来るだけ長く使って欲しいという考えがあります。

生産からなるべく環境負荷の少ないよう配慮されて商品が作られ、修理や補修する際の手厚いサポートでも有名です。

ボロボロになり役目を終えた服でも引き取ってリサイクルする仕組みが確立されているため限られた資源を有効活用しようとする姿勢が感じられます。

物であふれる現代社会において使い古した服はさっさと手放して買い換えるのが普通に行われています。

しかしパタゴニアの商品は品質管理が徹底されており、非常に丈夫なので少々破れたりすり切れたくらいで手放すのはもったいない。

むしろ使い込むことで思い出が刻まれ、誇らしげに見せびらかす人たちまで存在します。

patagonia-worn-wear-2
思い出のあるモノを大切に飾っておくのもよいですが、いつまでも使い続けることでこれまでのストーリーに加えて新たな思い出が蓄積されてより深みが出ます。

たまに眺めて思いにふけるよりも常に身近に持ち歩いて朽ち果てるまで使い込む方がモノにとって幸せなのかも知れません。

実用品が思い出の詰まったモノばかりに囲まれれば、わざわざ思い出の品を飾るためのスペースを確保する必要がありません。

思い出も常に上書きされていくので色褪せることなく、生涯現役として使う人のそばで活躍し続けます。

パタゴニアはシーシェパードを支援していた経緯があり、それをきっかけにパタゴニア製品を買わなくなった人もいるでしょう。

だからといって手持ちの製品を捨ててしまうのは違う気がします。あくまで企業の方針と製品の品質とは切り離して考えるべきだと思います。

有名な企業であっても自分の理念に反する企業や団体へ出資している場合が多々あります。

すべてを細かく紐といていくと完璧にクリーンな企業を探す方が難しいかも知れません。

パタゴニアは数ある企業の中でも先だって環境保護に取り組んでいる功績があり、環境保護の意識が強い食品事業やベンチャーなどにも積極に投資を行っています。

複雑に絡み合った関係性の中で落としどころが難しいのですが、私の場合は手持ちのパタゴニア製品は大切に使っていくことにします。

今後パタゴニア製品を購入する可能性としては、純粋に製品だけを見て優れていると判断すれば買うこともあるかもしれません。

パタゴニア製品に限らずモノは使い込むことで、それぞれ独自のストーリーを描き唯一無二を存在へと変化していきます。

Worn Wear Japan

patagonia-worn-wear-3
パタゴニア 創立者 Yvon Chouinard(イヴォン・シュイナード)

スポンサーリンク

関連記事

Kingii(キンジー) ライフジャケット(救命胴衣)よりも使い勝手の良さそうなリストバンド型救命具

腕に付けるだけの簡単で利便性が高い救命具 Kingii(キンジー)は水難事故を防ぐポータブル浮

記事を読む

スウェーデン軍 カトラリーセット(ナイフ・フォーク・スプーン) 王冠マークが美しい

軍用品カラトリーの代表格 ミリタリーカラトリーで一番代表的なのがこのスウェーデン軍のカラト

記事を読む

魚の養殖と水耕栽培をミックスしたアクアポニックス・グリーンハウス

アクアポニックスとは? 近隣にはビルも建ち並ぶ都市の一角に温室のような建物があります。それはた

記事を読む

マルチツールか専用ツールのどちらを持つべきか

Photo by Michael Pollak これまで何度かVictorinox(ビクト

記事を読む

Block’hood ブロックを積み上げて循環型エコロジー都市を作るシミュレーションゲーム

Block'Hood Early Access Trailer from joma

記事を読む

ポリウレタン(PU樹脂)素材の呪縛から解放される方法

Photo by Jamie ポリウレタンは1950年代以降さまざまな工業製品に用いられ、

記事を読む

ドイツ美女がスウェーデンの森の中でブッシュクラフトキャンプすると絵になる

機材の進化と動画投稿サイトの普及によってキャンプ動画がたくさん見られるようになりましたが、良くも

記事を読む

手ピカジェル 除菌・消毒する携帯用ハンドサニタイザーの意外な使い方

日本ではあまり馴染みのないハンドサニタイザーを携帯するという欧米の文化。 そもそも携帯でき

記事を読む

手動の鉛筆削りで枝をガリガリ削って作った火口に着火させる

鉛筆削りといえば電動のものから手動でハンドルを回して削るもの、それから子供のころよく使った指先に

記事を読む

映画『降りてゆく生き方』公開以来DVD化せず全国各地で異例のロングラン上映 3.11以降さらに関心高まる

Image by nippon-p.org 商業映画や資本主義に一石を投じた作品 映

記事を読む

スポンサーリンク

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。

PAGE TOP ↑