北欧文化に根付いたキャンドルの明かりで長い夜を豊かに過ごす知恵

2018年5月7日

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生活の中に息づくキャンドルの明かり

北欧は緯度が高いため冬の日照時間が極端に短く午後3時前後には日が暮れてしまいます。

北欧には冬季うつ病という季節性の病があり、それが自殺率の高さにも関係していると思われます。

寒くて長い夜を過ごす北欧の人々の生活に欠かせないのがキャンドルです。

どこの家庭にも照明として当たり前に使われており、庭などにも明かりを灯して来客を迎えるというのが一般的です。

キャンドルには人口の照明にはない揺らぎと暖かみが感じられ、精神的な面でもリラックスできるので現代でも重宝されているのでしょう。

厳しい寒さと暗闇に耐えるための小さな太陽のような役割があるのではないでしょうか。暖かくて明るい太陽を待ち望む感じは高緯度の地域ならではです。

1/fゆらぎ 規則性の中に不規則な要素を見つけると人は落ち着く

日本で間接照明がそれほど普及しないのは眼の構造の違いもあると思います。

白人は暗い場所でも物がよく見えるのでキャンドルの明かりでも十分なのでしょう。

反対に眩しいのが苦手なので日中のサングラスは必須だったり家庭で部屋の天井から蛍光灯を使っ照らすようなことはまずありません。

それでも夜はある程度明るさを落としたほうが落ち着いて過ごせますし、生活リズムとしても夕暮れ以降は強い光を必要としない暮らしが理想だと思います。

人間らしい生活とは何か?

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北欧では日が暮れると極寒になるし、どこの店も閉めるのが早くさっさと家に帰って一家団欒(
だんらん)
というのが一般的です。

日本ではそれこそ都市部へ行けば24時間営業の店が建ち並んでいますが、なにか現代社会の抱える闇が見え隠れする気がします。

遅くまで繁華街で夜遊びする若者、残業で夜食を買いに来る人、朝まで家に帰らず飲み歩く人などがいることによって成り立っているわけで、それが健康的かというと疑問です。

今の日本でスーパーやコンビニが夕方ごろ閉まったら非常に不便だと思います。

そもそも夕方に仕事が終わらないなど社会構造から変えないと無理です。

日本の幸福度が先進国で最下位という結果はこうした人間らしい生活を送れずにいることが大きな要因のひとつだと思われます。

安全で食べ物にも困らずそもそも幸せの価値観やハードルが高いという可能性もありますが、一番大切な人間らしい生活リズムが欠けていては幸せを感じにくいのではないでしょうか。

朝日で目を覚まし、日中活動して日が暮れる前に住み処へ帰り、暗闇に包まれたら眠る、そんな自然な暮らし方が現代社会では失われてしまいました。

日本でキャンドルを見かけることはせいぜい誕生日ケーキやクリスマスくらいなものですが、日本でも少しだけ生活の中にキャンドルを取り入れると、生活にゆとりが生まれたり安らげる空間を作り出せるはずです。

あくまで実用的にキャンドルを使用する白人とは意図が異なりますが、キャンドルの炎は万人の心を癒してくれることは間違いないです。

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