1ドルと400ドルの実用ナイフでは性能にどれほど差があるのか?

公開日: [ 約3分で読めます ] アウトドア


世の中には多種多様なナイフが販売されていますが、パッと見ただけではそこまで性能の差があるのか素人では判別しにくいです。

1ドルのキッチンナイフと400ドルのサバイバルナイフを様々なテストを通して比較している動画を見つけました。

具体的には安物のキッチンナイフとFallkniven(ファルクニーベン) S1 Proというスウェーデン空軍が採用しているサバイバルナイフをさらに強化した製品が比較対象で、さらに標準的なアウトドア向けナイフとして評価の高いモーラナイフの3本が選ばれました。


新品の状態ではどれも切れ味が素晴らしく薄紙をスパスパと切り刻む事ができます。

最初に火起こしに使うフェザースティックを作るために何度も木を削る作業を繰り返します。

すると途端にキッチンナイフとモーラナイフは明らかに切れ味が落ちてしまいました。

そもそもアウトドア用ではないキッチンナイフは本来の使い方ではないので仕方がないですが、モーラナイフであっても意外と切れ味は落ちるものです。


クラフティングテストではキッチンナイフは完全に切れ味が落ちており削るのも一苦労で細工をするのは困難です。

モーラナイフはさすがアウトドアナイフだけあって一番扱いやすくウッドクラフトするには十分な切れ味を保っています。

ファルクニーベンも切れ味が落ちていおらず、あまり細かな作業には向いて無さそうですが卒なくこなせています。


テストはさらに過酷になりナイフの弱点である横から力をかけるとキッチンナイフはあっけなくポキッと先端が欠けてしまいました。

モーラナイフもやや先端が欠けましたが、ファルクニーベンは頑丈で木の板をほじくり返す程度ではびくともしません。


バトニングテストでは乾燥した割れやすい薪ではキッチンナイフでも何とか割れましたが、目の詰まった割れにくい薪をバトニングすると衝撃に耐えられず完全に折れてしまいました。

モーラナイフも多少時間をかけて割ることができ、ファルクニーベンでは簡単に薪割りが可能で性能の差がはっきりと出ました。

やはりバトニングにはある程度刃に厚みがあり、クサビを打ち込むような感覚で扱えるナイフが理想的です。


最後は完全にへし折る気満々でナイフの上に乗っかり全体重をかけてナイフに負荷をかけます。

これにはさすがのモーラナイフでも耐え切れず、一番負荷がかかった部分がポキっと折れてしまいました。

最後にファルクニーベンにも同様に負荷をかけ続けますが、人ひとりの体重くらいなら折れずに支えられるほどの強度が備わっているようです。

結果的には値段通りの性能差で高級な実用ナイフはやはり高いだけの価値があることがわかりました。

ただしファルクニーベンの40分の1の値段で買えるモーラナイフは、かなりコストパフォーマンスが高くよほどヘビーな使い方をしなければこれで十分な気がします。

切れ味は砥石やシャープナーで研げば回復するので、強い衝撃で折れたりしない限りは長く使い続けることができます。

自然との関わりに慣れて本格的なサバイバルやキャンプをする場合には、より信頼性の高いナイフを持ちたくなるのは必然でしょう。


FALLKNIVEN (ファルクニーベン) S1z


モーラ・ナイフ Mora knife Companion Heavy Duty MG

スポンサーリンク

関連記事

【DIY】ペットボトルのキャップと飲み口をつなげて作る防水小物入れ

Photo by Lifehacker ペットボトルを捨てる前に ペットボトルをちょ

記事を読む

Rite in the Rain(ライトインザレイン) 水に濡れても破けず書ける全天候型の防水ノートブック

近年デジタル化の流れで紙に鉛筆やペンで字を書く機会が減りました。 特に学生時代ならまだしも

記事を読む

Foot Rubz(フットラブズ) アウトドアやスポーツ後のフットケア用に開発された足裏マッサージボール

足裏マッサージの決定版 Foot Rubz(フットラブズ)はアウトドアやスポーツなど足裏の筋肉

記事を読む

Spork(スポーク) スプーンとフォークが一体型になった一人二役な万能カトラリー

Photo by Voiding Warranties Spork(スポーク)とはおもに先

記事を読む

世界最大の淡水湖・スペリオル湖に浮かぶアーティストの隠れ家 ラビットアイランド

Photo by rabbitisland.org 北アメリカにある五大湖のひとつスペリオ

記事を読む

スウェーデン軍 カトラリーセット(ナイフ・フォーク・スプーン) 王冠マークが美しい

軍用品カラトリーの代表格 ミリタリーカラトリーで一番代表的なのがこのスウェーデン軍のカラト

記事を読む

THERMAREST(サーマレスト) リッジレスト マットレスで場所を選ばず横になれる事のありがたみ

Photo by Michael Pollak 都会では横になることすらままならない

記事を読む

キャンプを題材にしたノスタルジックな絵画アートやイラスト10選

野外で生活道具を持ち込んでキャンプするという非日常的な行為は、自然と人間との距離が極めて近くアートの

記事を読む

息を呑むほど美しい自然と映画に魅せられた青年が撮影した映像作品 Story of a Nomad

Story of a Nomad from Wolfram Arents on Vimeo.

記事を読む

丸太一本で焚き火台が作れるスウェーデントーチ Swedish Fire Torch(Canadian Candle)

丸太一本で作れて長時間安定した火力が得られるスウェーデントーチは日本ではあまり知られていませんが

記事を読む

スポンサーリンク

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。

PAGE TOP ↑