Jenga Ocean(ジェンガ・オーシャン) 漁網100%リサイクル品で海洋汚染の理解を深める


via bureo.co

バランスゲームに疎い人でもジェンガは知っていたり遊んだ経験があるかと思います。

積み上げられたブロックを引き抜いて交互に上へ積み上げていき崩れるスリルを楽しむシンプルなゲームです。

ルールが非常に簡単で流行り廃りがなく定番化していますが、廃棄された漁網をリサイクルしてジャンガを作るプロジェクトがなかなかユニークです。

漁網はプラスチック製なので分解されずに海洋を漂い、海洋生物と接触して絡まったりクジラなどの大きさになると餌と間違って食べてしまう危険があります。

漁網を回収してリサイクルすることは海洋生物を守ることに繋がるということです。

ジェンガを作ったところで焼け石に水ではないかと思うかもしれませんが、ジェンガ・オーシャン1箱に約2.3平米の漁網が使われているということで、そう考えるとなかなかの量だと感じます。

それでも全世界で年間80万トンが破棄されていることを考えると気が遠くなります。


ジェンガ・オーシャンを制作するBureoというメーカーは他にもスケートボードやフリスビーなどの漁網リサイクル品を商品化しています。

建築資材のようにあまり人目につかないものだとリサイクル品だと気付きにくいですが、あえてリサイクル品だということをアピールするマーケティングは立派だと思います。

プラスチックの品質についても元が耐久性を求められる漁網なのでそれほど心配はないでしょう。

ただしジェンガという商品で考えるとプラスチック製は滑りやすかったり、軽くて扱いにくい印象があるのでその辺がどうなのか気になります。

木製のジェンガは手触りがよくて扱いやすいのでタカラトミーが長年販売しているジェンガも木製です。

ジェンガ・オーシャンの魅力は漁網リサイクル品というだけではありません。

各ブロックには絶滅が危惧される海洋生物の手書きイラストがデザインされており、漁網や釣具のゴミを減らし海洋生物が安心して暮らせる海を取り戻そうというメッセージが込められています。

現在ジェンガ・オーシャンは日本で販売されていませんが、スケートボードが一部輸入されていることから時間が経てば日本でも手に入るかもしれません。