ハクキンカイロ 2シーズン目を終えての使用感など

2020年12月2日

本格始動したつもりが微妙な使用頻度

2シーズン目のハクキンカイロですが、去年の11月から2度目の秋冬を過ごして3月も中旬になり、そろそろシーズンオフとなりそうなので2シーズン目の感想などを書いていきたいと思います。

2シーズン目といっても初めのシーズンはほとんど使っていないので今回が本格始動といってもよいのですが、結果的には10回も使いませんでした。

なぜ10回以下の使用に留まったか

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去年まで小型の電気カーペットを敷いていましたが、今年は使用せず毛布を下に敷いてそれをまるで餃子シュウマイを包むかのように下半身に巻き付けて座っていました。

これが予想以上に暖かく電気カーペット無しでも真冬を過ごせてしまったことがハクキンカイロの出番が少なかった原因です。

外へ持ち出すこともなかったので完全に自室のみの利用でしたが、たしかに冷え込む日には有ると無いとでは大違いの暖かさでパソコンのキーボードやマウスを持つ手を温めるのに効果的でした。

下半身は毛布で覆われているので逆に汗ばむほどの暖かさで電気カーペットは不要になりました。上半身にダウンジャケット、下半身に毛布、そして冷える手を時々ハクキンカイロで温める感じ。

常識的には素直に暖房使うほうがよいですが、炊飯器や他の部屋の暖房など電気を多く使う家電とのタイミングが重なるとブレーカーが落ちて夜中真っ暗になることが度々ありましたが、今年はブレーカーが落ちることもなく安心してパソコンで作業できました。

ハクキンカイロの具合

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火口をズームインして撮影しましたがほとんど劣化は見られません。まだそれほど使ってないこともありますが、ライターであぶる時に数秒程度あぶるところを私はほんの0.5秒ほどしかあぶりません。

あまりに早すぎると思うかもしれませんが、ちゃんと化学反応による水蒸気を確認でき、しっかり発熱するので問題ないと思います。

あぶる時間が少ないと言うことはそれだけプラチナ触媒の劣化を抑えられるので一瞬だけあぶる方法は火口を長く使うためによいはずです。

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使用頻度が最小限だったことで燃料の減りもゆるやかでした。振った感じだとまだ3分の2くらい入ってるのではないでしょうか。

使い切るまであと数年かかるかもしれません。まさに驚異のコストパフォーマンスですね。私の場合はハクキンカイロを毎日使うようなことはおそらくないので補助的なポジションに落ち着きそうです。

暖房のない環境にいるからそもそも寒さに強くなっている可能性があります。夏型の体では11月でも寒くて仕方ありませんでしたが、徐々に冬型に切り替わってくると10度前後でも平気です。

ハクキンカイロを使う時は大抵室温が5度前後の日が多かったです。冬型の体で着込んでも寒いと感じるのはだいたいこの辺なのでしょう。

暖房を付ける目的は自分が温まるためで家具や荷物を温めても意味がないので、自分と接する周辺だけ温まれば事足りるということを実感しました。

ルーキーイヤーは2軍で揉まれて2シーズン目に1軍に昇格した新人選手の感じでしたが、頼れるスーパーサブ的な存在として今後も活躍してくれそうです。