応急手当に使うファーストエイドキットポーチを買った

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理想のポーチを求めて

EDCにおいて今までは応急手当以外のモノなど何でも入ったポーチをひとつ持っていましたが、ファーストエイドキットとして応急手当に使う分だけ独立させようかと思いebayで落札した商品が先ほど届きました。

EDC (Every Day Carry)とは何か

ファーストエイドキットに求めることは、ある程度の防水性と誰が見ても応急手当の入れ物だとわかることの2点です。探してみると意外と見つからず、中身も一から自分でそろえたいので中身が入った商品も除外しました。

なかなか見つからなかったので最終的にebayで検索して買いました。ebayとは海外のネットオークションサイトのことですが、私はあまり競売形式で競り落としたことはありません。

ちゃんとしたショップが出品している即売品を買うことが多いです。英語ができないから不安という人もいるかもしれませんが、基本的に最初に住所やら入力すれば、あとは注文して代金を支払えばそのうち届くので、日本のヤフオクなどよりもはるかに楽です。

クレジットカードはpaypal経由なので、もし商品が届かなければクレームすれば代金は戻ってきますし。私は今まで幾度も利用していますが、幸いトラブルに見舞われたことがありません。トラブル時に多少英語ができたほうがよいかなというぐらいです。

ある程度の評価の高いショップから即決するだけであれば、ほとんどトラブルは起こらないでしょう。ebayはとにかく安い商品がたくさんあります。このポーチは中国製で送料込み200円弱で買えました。

表面がナイロンっぽくて裏地がいかにも水を弾きそうな素材だったので安心しました。十字マークにFIRST AID KITの文字で、これなら誰が見ても応急手当の袋だとわかるでしょう。思ったより少し大きかったですが、その分いろいろ入りそうです。

いかなる状況にも対応する意識を持つ

なぜファーストエイドキットとして独立させたいかというと自分がケガをしたときカバンの中から応急手当に必要なものだけを的確に持ってこさせることができるからです。

いろいろ入った他人のポーチの中から瞬時に必要なモノを見つけるのは困難です。ファーストエイドキットをカバンに入れておけば、取りあえず「カバンの中の赤い袋持ってきて」と指示することができます。

また自分が誰かに応急手当する場合もファーストエイドキットだけ持って行けばよいので時間のロスが減ります。専用のポーチにすることで荷物は若干増えますが、応急手当に必要な道具や薬をより多く持ち運ぶことができます。

日本では普段からファーストエイドキットを持ち歩く人は少ないでしょう。せいぜいバンソウコウや持病の薬くらいではないでしょうか。

普段持ち歩かなくても旅行に行く際には、何かあった時のために応急手当できるものを選んで持って行くと思います。感覚的にはそれを日ごろから持ち運んでいる感じです。

日本は医療も充実しているので応急手当の意識をそれほど持たなくても済むような社会ではありますが、海外だとちょっとした治療でもお金が結構かかる場合があるので気軽に病院にいけません。

そうした医療が乏しい地域では応急手当の意識が高いのかも知れません。その意識は災害で医療機関がうまく機能しなくなった場合にも役立ちます。

救急隊員が行う行為を応急処置と言い、一般人が行えるのは応急手当までです。しかし初めに応急手当が素早く行えれば、あとで重症化することを未然に防げる可能性もあるので初動が大事だということです。

まとめ

ファーストエイドキットはEDCに、より非常時の対応力を持たせ、近くに医療機関のない場所で行動する時でも安心感をもたらしてくれます。

もちろんファーストエイドキットのお世話にならないことが一番ですが、自分である程度何とかするという意識を持つことは大切だと思います。

自宅の救急箱とは別に携帯する救急道具入れをひとつ用意すると何かと便利ですし、旅行にもそのまま持って行けるのでオススメです。


[ドイター] deuter ファーストエイドキットバッグ S