映画『365日のシンプルライフ』に学ぶ自己との向き合い方

公開日: 最終更新日:2014/09/23 [ 約2分で読めます ] シンプルライフ

365日のシンプルライフ

自分にとって本当に必要なものは何か

映画『365日のシンプルライフ』は監督・脚本・主演を務めたペトリ・ルーッカイネンがまさしく体当たりで挑んだドキュメンタリー映画です。

フィンランドのヘルシンキ在住のペトリは彼女にフラれ、物で溢れ返った部屋にひとり残される。
ここには自分の求める幸せは無いと判断したペトリは、すべての所有物を倉庫へ預けリセットするという実験を行う。

4つのルールにしたがう

  1. 自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける
  2. 1日に1個だけ倉庫から持って来る
  3. 1年間、続ける
  4. 1年間、何も買わない

不必要なもので溢れていた

部屋に山のようにあった持ち物が消え、閑散とした部屋に一糸まとわぬ自分だけが残りました。
日本でも夏は全裸で過ごすという野性味あふれた人もいますが、北欧フィンランドで外は雪が降り積もるなか何も身につけずにいることは生命の危険も伴います。

そこでまずペトリが持ってきたものは、外気を遮断して体を保温するためのグレーのロングコートでした。
断捨離のようにじっくりと捨てる物を選んでいるような生ぬるい環境ではありません。

何もないゼロからのスタートなので、本当に必要なものを選ばざるを得ません。
これはある意味ショック療法ともいえる荒行です。
それから1日経過するごとに持ち物が1つずつ増えていき、それだけでも喜びが感じられたのです。

その過程で自分が生きるために本当に必要なものは意外に少ないことに気がつきます。
部屋の中に溢れかえっていたほとんどは、どうでもよいモノでした。

ペトリはこの実験を通してモノについて真剣に向き合った結果、モノの豊かさが自己の幸せには直結しないのだと結論づけました。

まとめ

フィンランドはもともとモノに対する3R(Reduce:減らす Reuse:繰り返し使う Recycle:再資源化する)の意識が強く、シンプルライフの先進国といえます。
自然が豊かで夏には自分で作ったサマーハウスでゆったりと過ごすことに価値を見いだしています。

サマーハウスには必要最低限のモノしかなく、多少不自由でもそれを楽しむくらいの意識が浸透しているのでしょう。
休日でもきっちりスケジュールが詰め込まれていないと不安な多くの日本人とは対局の過ごし方です。
自分の生き方を見つめ直すにはよい映画なので興味があればぜひ見てください。

映画『365日のシンプルライフ』オフィシャル・サイト


365日のシンプルライフ(字幕版)

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